料理の呪いを祓う

増税直前SP☆冷蔵庫選びで絶対に外してはいけないチェックポイント

更新日:

消費税増税も間近ですし、今のうちに大きい買い物や買い替えは済ませてしまおうと考えている人も多いでしょう。

今回は僕の経験を踏まえて冷蔵庫を買い換える際に必ず押さえておくべきチェックポイントについて解説します。

僕は2018年に22年使っていた冷蔵庫を買い替えました。

別に故障したわけでもないのですが20年以上使ってきたものですからいつ故障してもおかしくないかもと考えていたのです。

もし、真夏に故障しちゃったりしたら、中の食材はダメになっちゃいますし、慌てて新しいのを買うことになります。

冷蔵庫は結構高い買い物だし、じっくり検討してから買い替えたいよな。そう思って、1カ月くらいかけて真冬の気温の低い時期を狙って計画的に買い替えました。

冷蔵庫はそう滅多に買うものではありませんが、いつかは買い替えるものではあります。

増税前の今のうちに冷蔵庫を買い換えようかなと考えていらっしゃる方も、漠然とそのうち買い換えないといけないよなと考えている方もぜひこのブログをご一読くださいな。

冷蔵庫の買い替えどき

当たり外れはあるのでしょうが、いまどきの冷蔵庫は普通に使っていれば20年はもつと思います。

ですので、おうちの冷蔵庫をいつ買ったか思い出して20年までいってなかったら、まだ買い替えどきではありません。

そのまま使い続けることをお勧めします。

逆に言えば、そろそろ20年使っているなと思ったら冷蔵庫の買い替えを検討しても良いかもしれません。

「この前、電気屋さんに、『家の冷蔵庫が10年以上前のものなら、買い替えをお勧めします。エコの機能が進化しているから電気代が安くなりますよって言われたんだけど」って言っているあなた。

うかうか、セールストークに乗ってはいけません。

確かに10年以上前の冷蔵庫に比べたらいまどきの冷蔵庫の方が電気代は安くつきます。

問題は月々いくら安くなるかです。うちの電気代の記録を使ってちょっとシミュレーションしてみましょう。

僕は2018年3月に冷蔵庫を買い替えました。その年の8月から娘と一緒に暮らし始めて電気代のかかり方が変わりましたので4月から7月の電気代を前年の同時期と比較してみますね(結構マメに家計簿を付けているのだ^^)。

単位:円 4月 5月 6月 7月
2018年 1894 1808 1676 2064
2017年 2230 2354 2373 2929

はい、たしかに下がっています。月平均で611円安くなっていますね。1年換算なら7332円安くなります。

てか、うちはテレビもオーディオもなくておよそ家電と名のつくものは調理家電しかないのでそもそも電気代がすごく安いんですよね。基本料金の561円60銭を除くと千円ちょっとしかかかってないんだもんなぁ。

さて、電気代をお得にするためには新しい冷蔵庫を買う必要があります。

2018年に僕が候補に挙げた冷蔵庫(容量450~500くらいのレンジを狙いました)のメーカー希望小売価格の平均は約24万7800円でした(結構、高いでしょ)。

初期投資としてこのお金が支出されます(ホントはもっとかかるのですが次の章で書きます)。さて、1年で電気代が7332円安くなるとして元を取れる(初期投資の冷蔵庫代を安くなった電気代の合計が上回る)のは、何年後でしょう?

247,800円÷7,332円=約33年10ヶ月後です。つまり、これだけの年月使い続けてようやく「ああ、電気代が安くなって得したな」と言えるわけです。

そもそも、33年も冷蔵庫が故障しない保証はどこにもありませんし、それまでにまた買い替えたら新しい冷蔵庫代が上積みされるので支出のほうが大きくなります。

もちろん、買い物は値段だけ見てするものではありません。ご飯が熱いまま冷凍できるとか、凍っているのにお肉が切れちゃうとか、新しい機能がどんどん出てきていますので新機能への投資という意味では買い替えは一考の余地はあります。

けど、少なくとも電気屋さんのセールストークだけで考えれば全然お得ではありませんのでご用心。

【結論】

冷蔵庫の買い替え時は買ってから20年以上経って寿命が間近かもしれないと考える時期だと僕は考えます。

それまでは今の冷蔵庫を使い続けるほうが経済的にはお得です。

冷蔵庫買い替えにかかるお金

実は冷蔵庫を買い換えようと思うと本体価格以外にもいろいろお金がかかります。およそ20000円くらいかな。

今、これを読んで、一瞬固まって、あわてて0の数を数え直そうとしたあなた。

大丈夫!0の数は4つです。

「いったい、何にそんな大金がかかるのさ」って、思いますよね。僕だってそう思いました。

いま、冷蔵庫のネットショップ情報を覗いてきたので具体的にかかる経費を見てみましょう。

■冷蔵庫購入にかかる経費の例

経費費目 価格(単位:円) 備考
送料 0 大抵のショップが国内なら0円で設定しています。
商品持ち上げ(2F~3F) 3240 4F:5400、以降1F毎に+2160。あくまで一例です。
設置工事費 3000~10000 業者の言い値なので結構幅があります。
リサイクル料 4000~6000 持って帰ってもらわないと自分でリサイクルに出さないといけないのでまず必須です(重いですから)。
延長保証(5年) 12000~15000 これはオプションですが付けておくと安心

僕も初めて知ったのですが、冷蔵庫のように重い家電をマンションの2階以上に階段を使って運ぶのは別料金のようです。

あなたがエレベータのないマンションで高いところに住まれているのならいくらかかるのか要チェックです。

設置工事費はわざと抑えて他社と差別化を図っているショップもあるので複数のショップを見比べましょう。

あと、さすがに今使っている冷蔵庫は持って帰ってもらわないと「後で自分でリサイクルに出しておくから」という重さじゃありません。リサイクル料は準備する必要があります。

そして延長保証。故障しないとは思うのだけど、故障したら修理代もそれなりに高いので入っておくと安心です。価格は5年保証で12000円から15000円くらい。1回でも故障して修理に出したらお釣りが返ってくるくらいの値段だと思います。

って、冷蔵庫が故障するなんて想像するだけでもヤですけどね。

ということで上に書いた経費の例の一番安いレンジをたどって合計すると約2万円。冷蔵庫を買うには本体価格以外にこれくらいかかると覚悟しておきましょう。

【結論】

  • 冷蔵庫購入には本体価格以外に経費が2万円以上かかります。
  • 冷蔵庫購入にかかる経費はショップによってかなりバラつきがあります。本体価格がよそより安いからといっていきなり飛びつくのではなく経費込みでいくらかかるのか複数のショップを見比べて決めましょう。

冷蔵庫選びのチェックポイント

いよいよ冷蔵庫選びのチェックポイントについて解説していきます。

まずは個々の魅力的な機能をチェックする前にやっておくべき最重要ポイントについて解説しますね。

最重要な3つのチェックポイント

寸法

まずは最初にチェックすべきなのは冷蔵庫の寸法です。

どんなに魅力的な機能を備えていても、どんなに燃費が良くてもキッチンのスペースに置けないサイズのものを買ってしまったら悲劇です(ある意味喜劇かも)。

ましてや、家の間口でつっかえてそもそも家に入れることすらできなければあなただけでなく搬入業者の方も困ってしまいます。

冷蔵庫の候補を選ぶときには必ず寸法の仕様もメモしておきましょう。

で、あなたのキッチンに置けるかどうかの目安ですが、今使っている冷蔵庫の取説を引っ張り出してきて寸法を調べてみてください。取説をなくしちゃっていたら実測するというのもありです。

今の冷蔵庫と同じかそれより小さいものなら問題なく入ります。その冷蔵庫を買った時に家に運び込んでいるわけですから間口でつっかえることもありません。

あなたのほしい冷蔵庫が今使っているものより大きい場合はキッチンの冷蔵庫スペースにあとどれだけ余裕があるか調べてちゃんと収まるかチェックしましょう。

特に最近の冷蔵庫は幅や高さはあまり変わらないのですが奥行きが大きくなっている傾向があります(それで容積を大きくしているみたい)。その分、前に出っぱります。

ちゃんと置けるかどうかだけでなく、扉を開いた時に周囲のものとぶつかってじゃまにならないか、きちんと全開にできるかも確かめましょう。

燃費

冷蔵庫は買う時の出費も大きいですが月々に電気代がかかるのが特性です。本体価格はよそのメーカーより安めでも燃費が悪ければ10年も使っているうちにトータルの支出が逆転します。

なので、価格を見比べる時は本体価格+10年分の電気代くらいで見比べるのが吉。

1年でどれくらいの電気を消費するのかを見比べる指標として「年間消費電力量」というものがJIS規格で定められています。これは定められた条件(使い方)で1年間にどれだけ電力が必要かを導き出したものです。

メーカーは検証を義務付けられているので冷蔵庫の仕様には必ずこれが書いてあります。たとえば僕が買った冷蔵庫の年間消費電力量は250kWh/年でした。

これにあなたの家の電気の単価を掛ければ1年にかかる電気代が導き出せます。

「電気の単価なんて知らないし」とあなたはおっしゃるかもしれませんが、電気代の領収書を見ればざっくり計算できます。

請求書には↑のような記述があるはずです。この例で言えば「あなたの家では81kWhの電気を使うと2317円かかりますよ」と言っているわけです。なので、電気の単価(1kWhの電気を使うのにかかるお金)は2317÷81=28.6円くらいとなります。

実際には基本料金は電気の使用量と関係なく固定の費用だったりするのですがざっくりとした計算ではこれでOK。これに冷蔵庫の年間消費電力量の250kWh/年を掛ければ1年で冷蔵庫にかかる電気代が計算できます。

28.6 × 250 = 7150円ですね。10年ならこの10倍の71500円くらいかかります。

実際に僕が冷蔵庫を選んだ時はこれらの情報をエクセルでまとめました。

右端の黄色い網掛けの列が10年分の電気代+本体価格の合計で、買ってから10年でどれが本当にお得か見比べられるようにしました。

メンテナンス性

冷蔵庫に限らず、調理家電全般に言えることですが「洗いやすさ」は最重要なファクターの1つです。

調理家電は食べ物を扱う器具です。つまり、テレビやパソコンと違って食べ物で汚れることが前提なのです。

定期的に掃除をして食べ物の残りカスを取り除かなければ時間が経つにつれて、その汚れは臭いの素になるだけでなくその器具を使った料理を損なうことにもなります。

なので、冷蔵庫の各パーツができるだけ取り外せて丸洗いできる仕様のものを探しました。

特に気にしたのは製氷機能の部分。だって、その機構で作った氷が直接僕らの口に入るのですから。

実は前の冷蔵庫(1996年購入)は製氷皿が取り外せない機構で22年間一度も洗うことができませんでした。

で、22年後の2018年の冷蔵庫を調べてみたのですが僕が調べた全メーカーが製氷皿の取り外しは可能でした。こんな感じ。

さすがにこのリクエストは多かったのでしょうね。取説によると半年に1回は取り外して洗ってくださいと書いていますのでカレンダーに印を入れておいて中性洗剤で洗うようにしています。

けどね、氷になる水が触れるのは製氷皿だけではありません。水のタンクから製氷皿に至る経路も丸洗いしたいと僕は考えました。

結論から言って給水経路の丸洗いができる冷蔵庫は三菱だけでした。最終的に僕が三菱を選んだのはこれができることが大きかったと思います。

実際にこんな感じにバラバラにして2週間に1回は洗っています。

各種機能のメーカー比較

冷蔵庫選びでは寸法、燃費、メンテナンス性を見比べて的を絞り込むのがおすすめです。

その上でどんな魅力的な機能が付いているかを見ていくのが良いと思います。冷蔵庫の機能を比較する際は以下の3つに着目してどんな機能を実装しているかチェックすると良いでしょう。

  • 冷蔵室(特にチルドの部分)
  • 冷凍室
  • 野菜室

さて、日本の冷蔵庫メーカーではパナソニック、三菱、日立がメジャーです。特にパナソニックと三菱が長い歴史を持っていて2強と呼んで良いと思います。

最近は海外から価格の安い冷蔵庫も入ってきていますので要チェックですが故障知らずでアフターもしっかりしている実績を考えるとこれらのメーカーから選ぶのが無難かなと僕は考えました。

特徴として、パナソニックは機能のバランスが良く総合力で勝負している感じ。三菱は冷凍機能に特化して他社より強く、逆に野菜室の機能はちょっと遅れている感じでした(あくまでも2018年現在です)。

さっきのエクセル表の続きをお見せしますね。個別の機能の実装を○、×でまとめています。

あくまでも2018年3月頃にまとめたものですのであなたが冷蔵庫を購入するタイミングで調べてみてこんな風な表を作ってみてください。この辺は半年後、1年後、3年後で状況が変わってきてしまうでしょうし永久保存版が作りにくい情報ですね。

○がたくさん付いている冷蔵庫が多機能で魅力的な冷蔵庫ということになりますが、特にあなたが気になっている機能に色網掛けを付けてそこが○になっている冷蔵庫で絞り込んでいくと良いと思います。

この表をもとに各メーカーのセールスポイントをまとめてみます。

なかには「あ、その機能はいらないや」と思うものもあると思いますが、逆に「これは欲しい」という機能を見つけて的を絞り込んでください。

ちなみに、僕は熱いままご飯を冷凍できる機能に興味があったのですが、イマドキの冷蔵庫ではどれでもできるみたいです。

あと、最近の冷蔵庫の扉は観音開き(真ん中で割れて半分だけ開くお仏壇みたいな扉)が主流のようです。

パナソニック

  • -3℃とチルドより低温で1週間鮮度が保てる「微凍結パーシャル」が冷蔵室のウリ。冷凍しているわけではないのですぐに使えるのも便利です。
  • 空気中の水分に高電圧をかけて生成されるイオン「ナノイー」が全室に行き渡り庫内の除菌を行います。
  • シャキシャキ野菜室は湿度をコントロールして1週間野菜の鮮度を保ちます。

三菱

  • ー7℃で凍らせる「切れちゃう瞬冷凍」がウリ。凍っているのに包丁で切り分けて必要な分だけ使うことができます。
  • 「氷点下ストッカーD」はー3℃で冷凍せずに低温保存。肉や魚が長持ちします。パナの微凍結パーシャルに相当する機能
  • 「クリーン朝どれ野菜室」は野菜の水分蒸発を抑えて鮮度を保ちます。
  • 青・赤・緑の3つの光LEDで、野菜室内に1日の光の変化のサイクルを作り出し、光合成の仕組みを活用して、野菜の栄養素を増やします。

日立

  • 大型アルミトレイで従来の1/2の時間で冷凍できちゃう「デリシャス冷凍」がウリ。
  • チルドは「真空チルド」仕様。約0.8気圧の真空環境で食品の酸化を抑えて、鮮度と栄養素を守ります。
  • 野菜室は炭酸ガスの濃度を高めて眠るように野菜を保存する「新鮮スリープ」。

■パナソニックの冷蔵庫をチェック

 

■三菱の冷蔵庫をチェック

 

■日立の冷蔵庫をチェック

 

まとめ

最後にこのブログのエッセンスをまとめておきますね。

  • 冷蔵庫の買い替えはあくまでも寿命を基準に考えると吉。エコ機能の進化で電気代は安くなりますが、初期の出費を取り返すまでには結構な年月がかかります。
  • 冷蔵庫の買い替えには本体価格以外に2万円くらいのいろいろな経費がかかるので予算を組む時は注意が必要です。
  • 冷蔵庫を選ぶ上で最重要の3つのチェックポイントとして「寸法」、「燃費」、「メンテナンス性(掃除のし易さ)」をまず最初にチェックして的を絞りましょう。
  • 各種機能はメーカーによって特徴がいろいろ出ていますがどんどん新しい機能が登場するので必ず最新情報を押さえましょう。
  • 各種機能は漫然とチェックするのではなくあなたが「いらないや」と思う機能と「これは欲しい」と思う機能でふるいにかけてあなた向けの冷蔵庫を選び出してください。

 

それでは、良い冷蔵庫ショッピング(?)をお楽しみください。

レスポンシブ

合わせて読みたい記事

-料理の呪いを祓う

Copyright© 料理なんてだいきらいっ!! , 2019 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.