昭和の喫茶店あるある。
- タバコ臭い
- ゴルゴ13が置いてある
- コーヒーを注文してスポーツ新聞を読んでる常連がいる
- 机がそのまんまゲーム機
- 頼むとレコードをかけてくれたりする
- 室内が微妙に暗い
- 扉が重め、そして扉を開けるとカウベルが鳴る
なんて書き出すとキリがないのですが初めて入るのにはちょっと勇気がいって、そのクセ、常連になってしまうと妙に居心地の良い空間だった気がします。
そして、もうひとつ忘れてはいけない喫茶店あるある
『ナポリタンが異常に旨い!』
たいていどこの店のメニューにもナポリタンがあってこれがめっちゃ旨かったりしたのです。
あのナポリタンに注がれる情熱は何だったんだろうな。
時は流れて令和の世。
往時の喫茶店のメニューを懐かしみながら、もしかして名古屋あたりの喫茶店ならこんなメニューもあったりするんじゃないかななんて遊び心でこんな料理を作ってみました。
【材料】(1人分)
-調理時間:15分-
- きしめん:1束
- ベーコン:30gまたはウィンナー1本
- 玉ねぎ:1/4個
- ピーマン:半個
- しめじ:1/4株
- 粗挽きブラックペッパー:少々
[ソースパート]
- トマトケチャップ:50g
- コンソメの素(顆粒):2g
- バター:10g
- 塩:少々
- ブラックペッパー:少々
- 牛乳:15g(大匙1)
【作り方】
- きしめんをパッケージに記載された要領で茹でてザルに揚げ流水で〆ます。
- 1.と並行してベーコンは小口切りに(ウィンナーなら斜め切りに)、玉ねぎ、ピーマンは細切りにします。しめじは小房に分けます。
- フライパンにバターを入れて中火にかけ融かします。これに2.のピーマン意外の具材と塩、ブラックペッパーを加えてしんなりするまで炒めます。炒めたら火を止めてピーマンを加え予熱でざっと炒めてきしめんが茹で上がるのを待ちます。 ※ピーマンは食感を活かし苦味を残すために火を通しすぎないのがコツです。
- 茹で上がったきしめんを3.に投入し中火にかけます。コンソメの素を加えてトングでざっと混ぜ、トマトケチャップを加えてしっかり和えます。
- 仕上げに牛乳を加えてさっと混ぜればできあがり。皿に盛ってお好みで粉チーズやタバスコを振って戴きます。
【一口メモ】
- もっちりした麺はスパゲティ以上にナポリタンのソースに合います。そして腹持ちが良いのでランチにはピッタリ。午後の仕事にエンジンがかかりますよ。
- ソースのコツは「えっ」と思うくらいケチャップを使うこと。ベタベタな甘さがナポリタンの真骨頂なのです。
- ナポリタンの具材は良く考えられているなぁと思います。ベーコンの燻製香とコク、玉ねぎの甘さ、ピーマンの苦さ、茸の旨味。よくぞこのコントラストを思いついたものだと感心することしきりです。
- きしめんに粉チーズってどうよと思われるかもしれませんがトマトソースをまぶした麺は別物。めっちゃ美味しいのでぜひお試しあれ。