箸休めという概念は洋の東西を問わずあるようで、要はメインとなる料理の風味をよりいっそう楽しめるように料理と料理の間にさっぱりした小品を供するという考え方ですね。
フレンチの世界では肉料理とローストの間(今はコースが簡略化されているので肉料理と魚料理の間)に氷菓を出すのが一般的です。
日本ではシャーベットが出てくるのが一般に定着していますが正式にはこのグラニテを出すのだそうです。
グラニテは果汁等を冷し固めて砕いた料理です。って、シャーベットじゃんというなかれ。食感が全然違います。身近なところでいうとかき氷にとても近い料理です。
しかし、フランス料理を食べていて「グラニテでございます」とギャルソンが言ってボンとかき氷を持ってこられたら笑えるでしょうね^^;
タイトルは「即席グラニテ」と書きたいくらい手抜きの料理なのですが。時間的には即席と言い難かったので単にグラニテとしました。
えと、普通はもっといろいろ果汁を加えたりして手間をかけますのでこれがグラニテの全てとは思わないで下さいね^^;
【材料】
-調理時間:4時間-
- (1人分)
- 炭酸系のジュース:150cc
【作り方】
- 蓋のできる器(タッパーなど)に炭酸系のジュースを注ぎます。冷凍庫に入れて時々かき混ぜながら4時間凍らせればできあがり。
【一口メモ】
- えと、美味しいです。ジュースの新しい飲み方というか食べ方というか。こういうのもありですね。
- 柑橘系の果汁を加えたり、ヨーグルトを足したりするとなお美味しいです。