言わずもがなですが玉ねぎは薄い層になっている野菜です。
なので、玉ねぎをみじん切りにするには、ざっくり言って縦に細く切り、然る後に横に細く切れば層でバラけてみじん切りになります。
ただ、包丁目を玉ねぎの端まで入れてしまうとバラけてしまって横にきる時に包丁が入れにくくなります。
玉ねぎのみじん切りが苦手という方の多くはこの横に切る段階でバラける玉ねぎを持て余しているのではないでしょうか。
ならば玉ねぎのみじん切りのコツはこういうことになります。
簡単玉ねぎのみじん切り
要は最初に玉ねぎを縦に切る時に端まで切らなければ良いのです。
そうすれば端の切り残しで玉ねぎの層はくっついたままですから横にきる時にバラけずに楽に切れます。
と、ここまではわりとネットでも見かける玉ねぎのみじん切りのコツです。これ自体は何も間違っていませんし、そのとおりにやれば簡単にみじん切りができます。
とはいうものの。つい、勢い余ってまな板までスパッと切ってしまうなんてありがちですよね。
僕も根が不器用なのでついついやっちゃいます。
ということでこのブログの本題。
玉ねぎを端まで切らなければみじん切りの後半の工程が楽になるのはわかった。けど、うっかり切り落としてしまうことがある。
この課題を解決するにはどうすれば良いか?
超絶簡単玉ねぎのみじん切り
答えは簡単。端まで切れないようにすれば良いのです。
そのためにある「ひみつ道具」を使います。
実際に切る工程を見てもらった方が早いと思いますのでこちらの動画をご覧ください。
実は今日、僕はYoutubeデビューを果たしました。この動画はYoutubeへの初投稿になります^^
これから少しずつお料理動画を投稿していきたいと思いますのでチャンネル登録して頂けるととても嬉しいです。
では、どうぞ。
自信満々に言っておいてそれでも1枚切り落としてしまうあたり僕クオリティーだなぁと思いますがそこはご愛嬌で。
90度回転させる時に更に1枚切れてたし^^;
動画の補足事項(竹串の置き方について)
竹串は玉ねぎの左側(左利きの方は玉ねぎの右側)でクロスさせるようにセッティングして下さい。
包丁を握る手と逆の手で玉ねぎを押さえていると思いますがその手の腹でこのクロスした部分をしっかり押さえて竹串が動かないようにするのがコツです。
このやり方を思いついた経緯
この手法は中華の飾り包丁にヒントを得ています。
中華の飾り包丁にきゅうりを蛇腹に切る技法があります。こんな感じ。
これは「四川風キュウリのピリ辛和え」という料理です。
この包丁目は鱧の骨切りと同じで1cm幅に6~7個の切り目をきゅうりの真ん中まで入れる必要があり、包丁オンリーではなかなか同じ深さに切り目を入れるのは難しいのです。
そこできゅうりの上下に菜箸を置いて真ん中までしか包丁が入らないようストッパーにします。
これって、「玉ねぎのみじん切りをする時に端まで切らない」という課題の答えになるんじゃないかなと思いついた次第。
ただ、菜箸では切り残しが多すぎるので竹串にしてみました。
ぜひ、一度お試し下さいな。