サラダを作る時に大切なことはその頭文字をとって「サラダの3C(3つのC)」と呼ばれます。
それぞれ何の頭文字かというと
- Clean(Clearと書かれているコンテンツもあります):清潔感があり新鮮
- Cold:冷たい
- Crisp:シャキシャキしている
この3つに気をつけると美味しいサラダが作れます。
そのうち、清潔で新鮮というのは野菜の選び方と買ってから早めに使うことで実現できます。
冷たいというのは、作ったサラダを冷蔵庫で冷でせばOK。
では、シャキシャキさせるにはどうしたら良いのでしょう。
ひとつは鮮度の良い野菜を使うこと。
もうひとつは下ごしらえの仕方で決まります。シャキシャキした食感のサラダにするためには魚と同じある技法を使うのがオススメなのです。
グリーンサラダをパリッと仕上げる方法
魚の下ごしらえに「立て塩」という技法があります。
これは魚に塩を振るのではなく塩水に魚を浸ける方法です。
こうすることで魚の臭いを抑え、余分な水分が抜けて身がしゃきっとし、身崩れしにくくなります。
生野菜もこれと同じで「立て塩」をするとシャキシャキになるのです。
野菜の立て塩の仕方
サラダに使う野菜の下ごしらえは食べる2時間くらい前に行います。
- 野菜を冷蔵庫から取り出してよく洗います。洗ったら真水に5、6分浸けます。
- 1.をやっている間に6%の食塩水を作ります。水300mlなら塩18g。かなり濃い食塩水です。
- 1.の野菜の水気を切って2.の塩水に浸け軽くもみます。
- 3.の野菜の水気をよく切ってラップにくるんで冷蔵庫に入れます。野菜を冷蔵庫で2時間ほど休ませてからドレッシングと和えてサラダにします。 ※ラップにくるまず直に冷蔵庫に戻すと野菜に付着した水分が半凍りになって野菜を傷めるのでご用心
ちょっと手間ではあるのですが、実際に手を動かしている時間はわずか数分です。
ぜひ、一度お試しあれ。サラダの食感が代わりますよ。
あと、立て塩をすると野菜にはそれなりに塩味が付いています。ドレッシングは控えめにしましょう。