ポテトサラダを作る一般的なセオリーとして、『じゃがいもの旨みを逃がさないよう皮ごと茹でる』というのがあります。
それに真っ向から逆らうやり方なのですが、ココで紹介するのは皮を剥いて小さく切ったじゃがいもを茹でるやりかたです。
なのにすっごくコクのあるポテトサラダを作ることができます。その秘密は「あるもの」を茹で汁にすること。
一度この味を覚えたらもう二度と元のポテサラには戻れませんのでお覚悟を^^
では、その秘密を解説します。
美味しいポテサラの作り方
じゃがいもを1cm角の賽の目に切って、ひたひたの牛乳で茹でます。たったそれだけのこと。
じゃがいもが牛乳の旨みをもらってコクのある味になるのです。
ポテサラのレシピ(例) 2~3人分
- じゃがいも:中サイズ2個
- 玉ねぎ(みじん切り):1/8個
- レタス(手で細かく千切る):1~2枚
- シーチキン:1缶
- 牛乳:じゃがいもがひたひたになるくらい
[調味料パート]
- マヨネーズ:茹で上がったじゃがいもの重量の15%(だいたい25~30gくらいになります)
- マスタード:大匙1/2
- ハチミツ:3g(小匙1/2)
- (あれば)干し貝柱スープの素:2g
- ブラックペッパー:少々
ポテサラを作る際のコツ
- 茹で汁が牛乳なので吹きこぼれ注意。じゃがいもを小さく切っていれば弱火で約10分で火が通ります。
- じゃがいもが熱いうちに玉ねぎみじん切りを加えて潰します。
- その他の具材(キュウリ、ハムなど)と[調味料パート]は粗熱が取れてから加えましょう。玉ねぎは熱いうちに加えることで予熱でしんなりさせることができます。その他の具材は熱をかけないよう冷ましてから加えます。
残った茹で汁の使いみち
残った牛乳は、ベーコンなどの具材、少量のバター、コンソメの素(顆粒)を加えて電子レンジでチンすれば美味しいミルクスープになります(量が少なければ牛乳を追い足します)。
間違ってもコーヒーなどに入れて飲まないように。乳脂肪が抜けてしまって非常に間抜けな味です^^;。
とまれ、急に発注のキャンセルが相次ぎ、牛乳がだぶついて酪農家の方々が苦境にあるようです。たっぷり牛乳を使った美味しいポテサラを食べて応援しましょう♪