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買い出しの呪いを祓う

買い出しの呪いを祓う ~序章~

食材の買い物はここが大きらい!!(呪いの正体を知る)

さて、献立の呪い編を終えていよいよ新章「食材の買い物」編に入ります。

といってもね、正直買い物のコツと言えるほどのものがあるのかなぁと僕自身、半信半疑なのですが、まずはネットで見かけた「(わたしは)食材の買い物のここがキライだ!!」という呟きを見てみましょうか。

  • 食材の種類が増えると買い出しが更に大変になるからキライだ!
  • 食材の買い物は楽しくない!(服やバッグなら楽しいのに)
  • 人混みが苦手! 食材の匂いが苦手!! スーパーの雰囲気が苦手!!!
  • まとめ買いが苦手!! 何を買わなきゃいけないかわからなくなる!!
  • 買って帰ったら家にあった。切らしていたものを買い忘れていた──が、しょっちゅうある。

うーん。「で、どうしろと?」って言いたくなってきました^^; このままでは分かりづらいのでちょっとつぶやきを整理分類してみますね。

  1. 売り場の雰囲気や匂いがイヤ
  2. 家に何があって、何が切れているかが覚えてない
  3. あれもこれも買わなきゃと考えるとパニックになる

と言ったところでしょうか。ひとつひとつ見ていきましょう。1.は打つ手は1つしかありませんね。「店にいる時間を極力短くする」です。だって、店の真ん中で「お前らなんでいるんだよ。あたしゃ人混みがキライなんだよ」って叫んだらタダの危ない人ですから^^; 早々に自分が退散するしかない。

2.は打つ手があります。食材や調味料の在庫管理をきちんとすれば無駄な買い物はしなくなります。

3.は計画性の問題のような気がしますね。如何に買うべき食材を決めてから買い物に出かけるかがコツになりそうです。そうすれば自ずと店にいる時間も短くなって1.の問題も解決しそうです。

ということで「食材の買い物」編では食材や調味料の買い物のコツを探るプロセスを2つに分けてみます。1つは「普段から心がける食材の在庫管理」。もう1つは「実際に買い物に出かける際に心がける計画的な買い物のコツ」です。

食材の買い物のコツ──その原理・原則を探る

ということで「普段から心がける」ことと食材の買い物にでかける時にこころがけること」ことについて。僕が注意していることを書いていきます。

普段から心がけること(食材の在庫管理のコツ)

特売の醤油を見つけて思わず飛びついて買って帰ったら家に醤油が2本もあった──なんて経験はありませんか? 僕はあります。しかも何度もあります(醤油だけじゃなくて)。けど、ある時期に一念発起してキッチンの整理を本気でやってからはぱったりとなくなりました。

実は3つのことを心がけるだけで家の中に何の食材、調味料があってどの食材、調味料が切れかけているかが嘘みたいに把握できるのです。もちろん、無駄な買い物もしなくなります。

その3つのこととは「3つの定」と呼ばれるもの。「定位置定番定量」です。元々、トヨタの在庫管理方式(俗に言うトヨタ方式)から生まれた言葉です。

実際にどうやって実践するかについては次回書きますがここでは言葉の意味だけ紹介しておきましょう。

  • 定位置:ものの居場所を決めること。例えば野菜はここにしかないとか、スパイスはこのボックスの中にしかないといったルールを決めることです。
  • 定番:変わったものを持たない。例えば中華の調味料でも定番のもだけそろえて物珍しいものを買ってこないことです。
  • 定量:いつも同じ量だけ持っていること。「ジャンボパックはお買い得」なんて札につられて大量買してきたりしないことです。

食材の買い物にでかける時にこころがけること(計画的な買い物のために)

食材の買い物に出かける前段は献立を考えることです。ただ、これは前の章で書いたので「献立を考える」~「在庫を確認する」~「買い物リストを作る」というプロセスはこの章では割愛します。で、その先のいざ買い物に出かける準備からお店での振る舞い(特売品を見かけた時の心得など)、「都度買い」と「まとめ買い」はどっちが得かという永遠の命題(笑)の研究などについて書いていこうと思います。

【次回予告】

次回からはいよいよ買い物の呪いを祓っていきます。まずは第一弾。

買い出しの呪いを祓う① ~とても簡単! 部屋の片付け~」を投稿します。

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