その人がどこの生まれ育ちかっていうのが、はっきりくっきり出る食べ物の嗜好のナンバー・ワンって、お雑煮じゃないでしょうか?と思うことがあります。
僕は子供のころからこれが当たり前だったので、毎年普通においしく頂いてますが、周囲の人間はみな気持ち悪がりますねぇ。「白味噌に餡入り餅の雑煮」ということで、世界にこの素晴らしい料理を広める一助となるように、ここにレシピを書いておきましょう。
【材料】(1人分)
-調理時間:★時間-
- 餡入り餅:2個(2個と言わず食べたいだけどうぞ)
- 大根:(1cmの輪切り)3枚
- 水:400cc
- いりこ:10尾くらい(尾と数えるのか?)
- 白味噌:味見をしながら適宜
【作り方】
- 水にいりこを入れて蓋をせず強火で沸騰させ、弱火にして5分ほど煮だします(蓋をすると臭みが残ります)。大根をかつら剥きして銀杏に切り、これに加えて5分ほど茹でます。
- 1.に味を見ながら白味噌を加えます。
- 最後に餡入りの餅を加えて、弱火で3分ほど柔らかく煮たらできあがり。
【一口メモ】
- 「味噌仕立てのぜんざいか汁粉だと思えば普通やん」と説得するのですが、「おいしそう」とか「食べてみたい」と言った人は皆無です。なぜだぁ~~~~~~
- 具は大根のみと昔から決まっておりますが、大根葉など青物を入れてもおいしいでしょうね。お餅は焼かずに入れるしきたり(?)になってますが、これは不用意に餡が流出することを防ぐためかも。