考えてみると面白い名前の食べ物です。
『熱い犬』──ホットドッグはご存知、細長いパンに焼いたソーセージを挟んだ食べ物ですが、名前の由来は挟んでいる細長いフランクフルト・ソーセージが通称ダックスフント・ソーセージと呼ばれたからというのが一般的です。
生まれはアメリカですが、どうもドイツ移民の方々が広めたようですね。
最初に売られたのはニューヨークのようです。売りに出した人については複数説があるのですが、いずれにしても19世紀の半ばには通称『ドッグ』とも呼ばれるこの食べ物は既に屋台売りの人気メニューの一つになっていたようです。
とまれ、朝御飯に頂ければお腹も膨れて栄養価もそれなりに高くスタートダッシュにはもってこいな気がします。
【材料】(1人分)
-調理時間:5分-
- ホットドッグ・バンズ:1個
- ソーセージ:1本
- キャベツ:2~3枚
- キュウリのピクルス:1/2本
- カレー粉:小匙1/2
- ウスターソース:3g(小匙1/2)
- 塩、ブラックペッパー:少々
- トマトケチャップ:適宜
- マスタード:適宜
【作り方】
- ホットドッグ・バンズとソーセージをオーブントースターで5分ほど焼きます。ホットドッグ・バンズは背が高いので火力は弱で。
- 1.をやっている間にキャベツを千切りにし、フライパンにサラダ油少々(分量外)とキャベツを入れて中火で炒めます。しんなりしたら塩、ブラックペッパー、カレー粉、ウスターソースを加えて味付けします。キュウリのピクルスをみじん切りにします。
- ホットドッグバンズに切れ目を入れ、ぎゅぎゅっとキャベツを詰めます(ちょっと多すぎない?と思うくらい詰めるのがコツ)。キュウリのピクルスをその上に敷きつめ、更にその上にソーセージを載せます(ピクルスを押し退けて少しピクルスがわきまけるくらいの勢いで挟みます)。マスタードとケチャップを上からかければできあがり。
【一口メモ】
- ポイントはパンとソーセージをオーブントースターに任せて同時に焼くこと。その裏で他の下拵えを全部終わらせます。これでパンの焼き時間(5分)≒製作時間にでき随分時間が稼げます。
- キャベツにカレー粉は誰が始めたのか知りませんがよく考えられてるよなぁと感心します。スパイスが舌を刺激してホットな感覚がいや増す気がします。