十年と少し前、病気をして入院していたことがあるのですが、入院中、母がお見舞いに持ってきてくれた「チャングムの誓い」にハマってしまいました。
ドラマ版の脚本家が書き下ろした小説だけあって、地の分はまるでト書き、文章の末尾に(汗)だの(笑)だのが平気で入っているあたりはとてもプロの書いた小説とは思えない仕上がりだったのですが(笑)、ともかくストーリー展開とセリフ回しがうまい。
あっと言う間に上中下3巻読破してしまいました。
このドラマの楽しみ方の一つは、主人公が宮廷の料理人を目指す中で次々に登場する料理の数々を堪能すること。
どれもおいしそうで、退院したら「韓国料理も作ってみるぞ」と考えておりました(その割には勉強が進んでないんですけど)。
ということで、少しずつでも韓国料理のお勉強を始めようという殊勝な心がけの第一歩として「キムチの炊き込みごはん」をアップします。
【材料】(2合分)
-調理時間:60分(アサリの砂抜き時間は含めていません)-
- 米:2合
- 白菜キムチ:300g
- 干ししいたけ:3~4枚
- アサリ:60g※
- ごま油:4g(小匙1)
- 青ネギ:1本(小口切り)
- しょうが:5mmの輪切り3枚
- ※春ならアサリがお勧めですが、冬なら牡蠣。その他季節のシーフードがよく合い ます。
【作り方】
- アサリは塩水(3~5%程度)につけて砂抜きしておきます。
- 米を研いでざるにあげておきます。
- 白菜キムチは汁を絞ってから食べやすい大きさに切ります。しょうがは細めの千切りにしておきます。
- 干し椎茸を冷水に浸けて冷蔵庫で半日かけてやわらかくします。軟らかくなったら、スライスします。 ※この方が乾物臭さが抜けます(byためしてガッテン)。急ぎの時はぬるま湯に浸けて、室温で戻すと速く戻ります。
- 炊飯器に米、キムチの汁と干ししいたけの戻し汁を加え、水を追い足して二合分の目盛に水位を合わせて下さい。これにキムチ、しょうが、椎茸、青ネギ、あさりを入れます。
- 最後にごま油を入れて良くかき混ぜ、炊飯器で炊き上げたら完成。
【一口メモ】
- 冷めてからでも結構おいしく、翌日のお弁当にしてもグッド。おにぎりにするという手もあります。
- 食材の分量は、ごま油以外は単なる目安です。キムチが200gしか残っていないからと言って、無理して新しいのを買い足す必要はどこにもありません。
- しかし、キムチを使っているという以外、韓国料理というにはほど遠い気もするのですが……気にしないでおこう(^^;。
- 写真では殻付きの活あさりを使ってみました(スーパーで売ってる剥き身は風味がイマイチなので)。上に、刻み海苔など振ってみました。あっ、ゴマ油入れ忘れた(;_;)。