-
一銭洋食
2020/8/4
僕が初めてこの食べ物の名を目にしたのは手塚治虫の『アドルフに告ぐ』ででしたから、戦前からある食べ物ということになります(読み返してみると正確には「一銭定食」と書かれていました)。 懐に入れたまま忘れて ...
-
枝豆とオクラの明太和え
2020/8/1
「夏の空と言えば入道雲を描く。これって思考停止だと思いませんか?」 アニメ制作の舞台裏を描いた名作アニメ「SHIROBAKO」の中に出てくるセリフです。 確かに、夏空=入道雲というのはいささか短絡的か ...
-
くず餡仕立ての冷やしトマト
2020/7/31
お弁当のおかずは普通のお惣菜と違っていろいろな制約を受けます。 たとえば大きさ。お弁当箱から大きくはみ出す形状のおかずは向きません。 鯛の尾頭付きをお弁当にしようと思っても無理があります。 同じような ...
-
海老ときゅうりの冷菜
2020/7/20
うちの長女は何か『持っている』フシがあります。 子供の頃、グラタンを作った時にクローブを抜き忘れて出したら見事に引き当てて大泣きしたり(クローブは複雑な風味付けができるのでグラタンには必須なのですが、 ...
-
鯛のアラ炊き
2020/7/17
簡単すぎるとは言えない気がするのですが基本中の基本の魚料理なので載せておきます。 アラはご存知の通り、魚の下ろし身を取ったあとに残る頭部、骨、エラ、ヒレやそれらに付着した肉のことです。 捨ててもおかし ...
-
山形の『だし』
2020/8/2
茄子が3本98円の特売だったので山形名物『だし』を作りました。 紛らわしい名前ですが、いろいろな野菜を刻んでダシ醤油(麺つゆ)で和えた万能薬味で、山形は尾花沢市の名産です。 いろいろ調べてみると、ダニ ...
-
きゅうりもみ
2020/7/6
これは長女のリクエストにお応えするレシピ投稿です。 家によっては「きゅうりの酢の物」と呼ぶご家庭もあると思いますが、僕の実家ではきゅうり揉みと呼ばれております。 子供の頃はたいして好きなお惣菜でもなか ...
-
豆乳仕立ての煮奴
2020/7/2
湯豆腐は江戸時代から愛好された豆腐の食べ方で煮汁は水と昆布のみ。 これに豆腐を入れて煮込みつけダレに浸けて食べるというスタイルです。 似た料理に煮奴、湯奴というのがあります。 味の付けられた吸い物風の ...
-
ひじきの煮つけ
2020/6/29
僕が大学生だった1980年代に比べてコンビニに並ぶ商品の進化には眼を見張るものがあります。 PB(プライベートブランド)の棚がむちゃくちゃ充実している!! 100円均一のお菓子、インスタントラーメン、 ...
-
梅土佐豆腐
2020/6/28
江戸時代を舞台にした人情料理小説「みをつくし料理帖」の特別編「はなごよみ」を読みました。 これにてシリーズは本当に完結ということもあってか気合の入った筆で楽しませてもらいました。 読み終えるとこのシリ ...