簡単すぎるとは言えない気がするのですが基本中の基本の魚料理なので載せておきます。
アラはご存知の通り、魚の下ろし身を取ったあとに残る頭部、骨、エラ、ヒレやそれらに付着した肉のことです。
捨ててもおかしくない部位を使って絶品の煮込み料理を作った我々のご先祖様に脱帽。
まさに日本が世界に誇る「MOTTAINAI」が活きている一品です。
ましてや、魚の王様『鯛』で作ったアラ炊きが美味しくないハズがありません^^ちなみに、うちの実家では『アラ炊き』と呼びますが『アラ煮』と呼ぶ地方もあるようですね。
【材料】(3~4人分)
-調理時間:30分-
- 鯛のアラ:1尾分
- 大根:1/4本
- 味醂:36g(大匙2)
- 酒:30g(大匙2)
- 水:200g(1カップ)
- 砂糖:15g(大匙
- 5)
- 濃口醤油:36g(大匙2)
【作り方】
- 沸騰した水に30秒ほど、鯛のアラをくぐらせ、すぐに冷水に浸けます。大根はかつら剥きして、1cm幅の輪切り⇒イチョウ切りにします。
- 1.の鯛の鱗を綺麗に落とします。スーパーで売っているものは大概これをやってくれているので楽ちんです。
- 鍋に味醂、酒、水を入れて強火にかけ、煮立ったら鯛、大根と砂糖を加えて、落とし蓋をし(なければアルミホイルを載せて下さい)中火で5分煮ます。
- 3.に濃口醤油を加えて、水分が1/3くらいになるまで煮詰めます。ときどきアルミホイルをめくって煮汁をスプーンで掬ってかけていき、照りが綺麗に付いたらできあがり。
【一口メモ】
- ちょっと甘めのレシピかもしれません。甘さ控えめがお好きな方は砂糖を加減して下さい。
- 大根の代わりにじゃがいもなどを一緒に煮るのもお薦めです(うちの実家では、魚の煮物はなぜか、じゃがいもがセットでした^^)。