これは長女のリクエストにお応えするレシピ投稿です。
家によっては「きゅうりの酢の物」と呼ぶご家庭もあると思いますが、僕の実家ではきゅうり揉みと呼ばれております。
子供の頃はたいして好きなお惣菜でもなかったのですが、50を過ぎた今は好物と言っても過言ではない一品です。
特に夏の暑い盛りは涼味をもらえるご馳走ですね。
取り立てて難しい料理ではないのですが、きちんと出汁を挽くなど基本をきちんと守るのとおろそかにするのでは味に雲泥の差が出ますのでご用心。
【材料】(2人分)
-調理時間:5分-
- きゅうり:1本
- 塩:少々
- 薄揚げ:半丁
- 乾燥わかめ:ひとつまみ
[調味料パート]
- だし汁:15g(大匙1)
- 酢:15g(大匙1)
- みりん:18g(大匙1)
- 濃口醤油:18g(大匙1)
【作り方】
- きゅうりはまな板に載せて塩少々を振り、まな板に押し付けるように転がしながら塩もみします。薄揚げに熱湯をかけて油抜きをします。
- 胡瓜は3mm厚の小口切りに薄揚げは5mm厚の小口切りにします。
- 器に[調味料パート]を合わせてよく混ぜ全ての材料を加えて和えればできあがり。冷蔵庫で冷やしていただきましょう。 ※乾燥わかめは水で戻さずそのまま加えてください。三杯酢を吸って良い感じにふやけます。
【一口メモ】
- 甘酸っぱい三杯酢の風味が涼味を運んできてくれます。味がくどくなるので砂糖は使わず味醂で甘み付けしています。
- この料理の肝は出汁が利いていること。最低でもだしの素などを使って風味づけしてください。鰹節で出汁を挽けばなお良しです。
- 出汁の量はほんの少しですので、残った出汁を持て余してしまうかもしれませんね。そういう時は100均などで売っているアイスキューブのケースに流し込んで冷凍しましょう。この次からは少量の出汁がすぐ手に入るようになります。
- 焼き穴子を小口切りにして和えるとうざく風の贅沢な小鉢になります。穴子以外でも焼き魚をほぐして和えると楽しいですよ。