今はコロナの影響でテレワークになっているので久しく作っていませんが、出社する時は僕は原則お弁当を作ります。
材料費はどう考えても外で食べるよりは安く抑え込めるので経済的なんですよね。
お弁当で結構悩むのは実はおかずではなくご飯。原則として味付けしないシンプルな食べ物なのでよけいに素材で良し悪しが決まってしまう気がしてお米を変えながら試行錯誤している時期がありました。
で、その試行錯誤の末にたどり着いた「お弁当に向くお米の条件」について今日は書きます。
お弁当に向くお米の条件
これから先でまた変わっていくかもしれませんが、今のところ僕が考えているお弁当に向くお米の条件は2つあります。
条件1:冷めても硬くなりにくいお米
お弁当はちょっと特殊な食事で作ってから数時間後に食べることが前提になります。
朝食や晩御飯のように家で食べるご飯なら炊きたてを用意することもできますが、お弁当の場合はご飯が冷めてしまっているというのが前提になっちゃうのです。
イマドキは保温性に優れたランチジャーもありますが、特に夏場の傷みが気になって僕は昔ながらの普通のお弁当箱にしてるんですよね。
なので、炊きたては美味しいけれど冷めると硬くなりやすいお米はお弁当に向かないという結論に至りました。
たとえばコシヒカリはとても美味しいお米で炊きたてのご飯の場合、最強じゃないかなと僕は思っています。
けど、冷めると硬くなっちゃうのでお弁当にすることを前提にした場合、ちょっと向かないんじゃないかなと思っています。
冷めても硬くならないお米の特徴はアミロースが従来のうるち米(従来からあるいわゆるお米)より含有量が少ないこと。
いわゆる低アミロース米が粘りが強く、冷めてもあまり食味が低下しないのです。
条件2:腹持ちの良いお米
僕の会社もそうですが、企業や学校の多くではお昼休みは12時前後です。
夕飯が早くても7時頃と考えた場合、約7時間近く食事を摂らないことになります。
なので結構お腹が空くんですよね。ましてや体育会系の部活をやっている学生さんなんかだとなおのことだと思います。
ということで、お腹が空きにくい腹もちの良いお米というのもお弁当用のお米の条件じゃないかなと思っています。
条件を満たすお米の紹介
とまあ、僕がたどり着いた「お弁当に向くお米の条件」を解説したところでこのブログを終わっても良かったのですが、せっかくですので、いろいろ食べてみて「これはお弁当向きかも」と思ったお米をいくつか紹介したいと思います。
あくまでも僕が食べてみて感じた純粋な私見ですのでそのおつもりで^^
ミルキークイーン
ミルキークイーンはコシヒカリをベースに日本で改良された低アミロース品種です。
冷めても硬くなりにくいことにかけてはピカイチ。お弁当にもオススメです。
ただ、「冷めても硬くなりにくいという特性」は「粘りが強い」という特性と同義な一面もあって、僕的にはちょっと粘りが強過ぎかもと感じました。
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つや姫
つや姫は山形生まれのブランド米で低アミロース米には分類されないのですが冷めても硬くなりにくいと感じました。
甘みも強くて味は好みだったのですがやや粒が小さくて腹もちはあまり良くなかった印象です。
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ゆめぴりか
ゆめぴりかは北海道のブランド米で僕的にはお弁当用のお米のラスボスです。
低アミロース米の一種で冷めても硬くなりにくく。腹もちも良くてお気に入りのお米です。
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まだまだお米の探求は続くよ
とはいえ、ここに書いたのはまだ道半ばの結論です。
なので、ちょくちょくネットで情報を拾ったりしながらお米の探求は続きます。
ひとつだけはっきりしているのはいくら紹介文やレビューを読んでも実際食べてみないとわからないということ。
毎日お弁当を食べるのは僕ですから結局は僕が美味しいと思うお米が一番ということになるんでしょうね。