大根というと和食向けの食材と思われがちですが、意外に洋食の食材とも合います。
それもそのはず大根の原産地は地中海か中東とされていて、もともとヨーロッパで食べられていた根菜なんだそうです。
エジプトのピラミッド建造に従事していた人たちが食べていたという記録もあるらしい。
のちにシルクロードを経て弥生時代くらいに日本に伝わったんですって。
そんな大根の長旅をなぞるように洋風の食材であるベーコンと合わせて中華風にまとめてみました。
【材料】(2人分)
-調理時間:15分-
- 大根:4~5cm分
- ベーコンスライス:2枚分又はブロック50g
- おろし生姜:ひとかけ分
- 粗挽きブラックペッパー:適宜
- サラダ油:適宜
[スープパート]
- 中華スープの素:200ml分
- 水:200ml(1カップ)
- 水溶き片栗粉:5g分
【作り方】
- 大根を下茹でするお湯(分量外)を沸かし始めます。
- 1.をやっている間に大根はかつらに剥き1cm幅の輪切りにし更にイチョウ切りにします。ベーコンは1cm幅の小口切りにします。生姜はすりおろしておきます。
- 1.に大根を入れて弱火にし10分下茹でします。
- 3.をやっている間に鍋にサラダ油とベーコンを合わせてカリカリになるまで炒めて火を止めます。
- 3.の大根をザルに揚げて水気を切り、4.の鍋に加えます。更に[スープパート]とおろし生姜を加えてひと煮立ちさせます。火を中火にして3分煮込みます。火を止めて仕上げに粗挽きペッパーを散らせば出来上がり。
【一口メモ】
- はんなりとした優しい味で、おろし生姜の効果で体がポカポカ温まります。大根自体は淡白な味なので中華風の味付けにもすんなり馴染みます。
- このレシピの段取りポイントは工程1.と4.。先に下茹で用のお湯を沸かし始めてから材料を切ります。そして、下茹でをやっている間にベーコンを炒めてしまいます。
- 何気にベーコンの燻製の香りが良いアクセントになっています。なのでこの料理ではハムなどに置換せずベーコンを一択で使うことをお勧めします。
- もし葉付きであれば大根の葉もベーコンと一緒に炒めて使ってください。