つるむらさきはわりとここ十数年で知名度がぐんと上がってきた夏野菜です。
βカロチン、ビタミンA、C、カリウム、マグネシウムが豊富。カルシウムなんかほうれん草の3倍だそうです。
見た目もほうれん草によく似た葉菜ですが、食べるとほうれん草との違いは歴然。茎に独特のぬめりがあります。
おくらをイメージしてもらうとわかり易いかな。
食べ方はおひたしや炒めもの、汁物の具にしても良い感じ。和食だけでなく中華風の味付けも合います。
横浜ぐらしの終盤で長女が転がり込んできてどうしてもお肉中心の食事に偏りがちだったので栄養バランスを取るために久しぶりに買ってきてこれを作りました。
【材料】(2人分)
-調理時間:10分-
- つるむらさき:1束
[味付けパート]
- 濃口醤油:9g(大匙1/2)
- オイスターソース:9g(大匙1/2)
- ごま油:6g(大匙1/2)
- オリーブオイル:6g(大匙1/2)
- 刻み海苔:適宜
- 鰹節:適宜
- すりごま:大匙1
【作り方】
- 小鍋に300cc分ほどの湯を沸かします。
- 1.をやっている間につるむらさきの茎と葉を分けます。葉が茎を覆っている形になっていますのでかき分けてきっちり切り分けましょう。
- 2.の茎を1.に投入し3分茹でます。2分経過したら葉も加えて茹できります。
- 3.をザルに揚げて流水を当てて冷まし、氷水に投入して急冷します。 ※急冷することで緑の鮮やかさが損なわれません。色止めと呼ばれる技法です。
- 4.を絞ってよく水気を切り。[味付けパート]全てを加えて手でわしわしとよく和えればできあがり。
【一口メモ】
- オイスターソースとごま油で中華風の風味を出しています。加えて、すりごま、鰹節、のりの風味がたまりません。見た目は子供に敬遠されそうですが一度箸を付ければあっというまになくなること請け合いです。
- 葉菜全般でこの味付けができます。おひたしの1つのテンプレートとして持っていて損はないレシピですよ。
- ビジュアル的にはちょっと単調な色合いですので、カリカリに焼いたベーコンなど混ぜ込むと更に楽しくなりそうですね。焼鮭をほぐして混ぜるのも美味しそうですよ。