子供の頃、コンビーフといえばお肉の代用品か何かだと思い込んでいて、それで作った料理はバッタもんぽいなぁと不遜な感想を抱いておりました。
自分で料理をするようになって、コンビーフの値段の高さにびっくり(一缶300円以上します)。
更に、れっきとした牛肉を使った加工品であることを知ってびっくり。
不遜な感想を大きな声で言い触らさなくて良かったと胸をなでおろしております^^;
調べてみるとコンビーフは長期航海などの保存食として開発された加工品で牛肉の塩漬けなのだそうですね。
台形の特徴のある形状の缶詰が有名ですが(綺麗に型抜きできるようあの形にしてるんですって)、一時直方体の缶詰が出回ったこともあるそうです(評判が悪くて消滅したらしい)。
近所のスーパーで3缶598円だったので思わず衝動買い(一缶200円切ってるじゃん)。
ちなみに、この料理とほぼ同じなのですが茹でたじゃがいもを細かい賽の目に切ってコンビーフと和えたものは『コンビーフハッシュ』と呼ばれアメリカではメジャーな商品だそうです(完成品がレトルトになっているらしい)。
日本では沖縄でだけ知名度がとても高いそうです。
なんとなくわかる気がする。
【材料】(2人分)
-調理時間:10分-
- コンビーフ:1缶
- じゃがいも(中サイズ):2個
- サラダ油:少々
- 塩、ブラックペッパー:適宜
[下味パート]
- マヨネーズ:24g(大匙2)
- カレー粉:小匙1
- 荒挽き胡椒:少々
- (あれば)クミンシード:少々
- (あれば)チリパウダー:少々
【作り方】
- じゃがいもは1cm角の賽の目に切り電子レンジの強で2分チンします。
- 1.をやっている間にコンビーフと[下味パート]をボウルに合わせてよく和えます。
- フライパンにサラダ油と1.、2.を加えて中火にかけてさっと炒めればできがり。
【一口メモ】
- とっても懐かしい味がしました。コンビーフを食べるのなんていつ以来だろう?
- カレー粉は多めに使わないと中途半端な味になります。逆に抜いてしまってプレーン味にしてもなんら問題ありません。
- コンビーフというと開けている途中で鉄の帯を切ってしまい食べるのにえらい難儀したという悲しい想い出があるのですが、あれって結構多くの人が一度は体験してるんじゃないでしょうか?^^;