うーん、もうちっとマシなネーミングはないものかしらん。
せめて「エコ飯」とか「もったいなくない飯」とか^^;
鰹節で出汁を取る時、いつも思うのは出汁を引いた後の鰹節を捨てなきゃいけないのがもったいない!! ということ。
だって、ほんの1、2分前まで袋に入って「食べられるもの」として冷蔵庫にしまっていたんですよ。
出汁を挽いたからといって別に毒になるわけじゃなし、食べ物を粗末にしているような罪悪感に苛まれます。
他の調べ物をしていてネットをさまよっていたら
「食べられるよ」
という言葉が目に飛び込んできました。
「ちょっと濃いめに味付けしてふりかけにすればよろし」とのこと。
さっそく、やってみました。
ええ!! えええええっ!! 美味しいじゃん。
今までなんてもったいないことをしていたんだ。
改めて思ったのですが、他にも食べられるのに捨ててしまっているものってたくさんある気がします。
人参の皮は細切りにしてきんぴらにしているけどジャガイモの皮は何か利用方法はないかしらん。
玉ねぎの薄皮はトマト系のスープに入れておくと色鮮やかになる天然の着色料になることを知っていますが(但し、食べる前に抜く)、それ以外に染め物にも使えると聞いたことがあるな。
他にも似たような食材はないかしらん。
世界に誇る「もったいないの心」を生んだ国の一国民として日々勉強を重ねていきたいところですね。
【材料】(1人分)
-調理時間:3分-
- ご飯:1膳分
- 出汁がら(鰹節、昆布など):あるだけ
- 黒胡麻:少々
[調味料パート]
- 濃口醤油:9g(大匙1/2)
- 味醂:9g(大匙1/2)
- 砂糖:5g(大匙1/2)
【作り方】
- フライパンにサラダ油少々(分量外)と出汁がらを入れて中火で30秒ほど煎り付けます。これに[調味料パート]を加えて徐々に火を弱めながら水気がなくなるまで炒り付けます。
- ご飯を器によそい1.と黒胡麻を加えて良く混ぜればできあがり。
【一口メモ】
- 元々、出汁を取るためのものですから旨みがあります。良く混ぜて戴くとご飯まで旨みが移って美味しくなってる気がしますねぇ。何より甘辛は日本人好みご飯が進む進む。
- 刻み海苔、刻み葱などを加えても美味しく戴けます。半分くらい食べたらお茶をかけて山葵も入れてお茶漬けにすれば楽しみ倍増。
- ご飯の友以外にもオムレツの具にしたり和風パスタのトッピングに使ったりといった利用法もありだと思います。