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羊肉の料理(洋食)

洋風ジンギスカン

「ジンギスカンはラムとマトン、どっちが好きだ?」とカトウが言った。

映画「探偵はBarにいる」の1シーンです。

主人公の俺はカトウに拉致されてぐるぐる巻きの上、雪に生き埋めにされようとしている寸前でこんなことを訊かれます。

俺「なんの話だ?」カトウ「別に意味なんかない。緊張を解きほぐしてやろうと思っているだけだ」

辛くも脱出し、相棒の高田に迎えに来てもらった車中。

高田「俺はラムの方が好きだな」俺「って、そこかよ」

ルパンと次元。あるいはタカとユウジにどこか繋がるような軽妙でスタイリッシュな空気感も楽しいお薦め映画ですよ~って、なんの話だ?

……、そうそうラムの話です。

横浜に住んでいた頃、駅前のスーパーのお肉コーナーではちょっと珍しい気がするのですがラム肉が常時売られておりました。

今まであまり食べる機会がなかったのですが、豚肉より脂っこくなく、牛肉より柔らかで、冷めても硬くなりにくいのでお弁当のおかずにももってこい。

ということで、2015年最初のお弁当は、お正月にちなんで「お節料理スペシャル」と題したのですが、干支にちなんで羊のお肉でこんな料理を作ってみました。

【材料】(2~3人分) 

調理時間:25分-

  • ラムスライス:200g
  • 野菜類(あるもので):今回は玉ねぎ、もやし、パプリカ(赤)、ピーマン、エリンギ、椎茸
  • サラダ油:適宜

[調味料パート]

  • 濃口醤油:30g
  • オレンジママレード:30g
  • おろしニンニク:ひとかけ分

【作り方】

  1. ラムスライスを食べやすい大きさに切ります。野菜類も食べやすい大きさに切ります。[調味料パート]を合わせてよく混ぜておきます。
  2. ラムと[調味料パート]をビニール袋に合わせて2~3時間漬け込みます。一晩漬け込めばなおよし。
  3. フライパンにサラダ油を入れて中火にかけラム肉を加えて色が変わるまで炒めます。一旦これを皿に取ります。
  4. 3.のフライパンに野菜類を入れてしんなりするまで炒めます。これにラムを戻してさっと炒めればできあがり。

【一口メモ】

  • 要は子羊肉の野菜炒めみたいなものなのですが柔らかくて美味しいです。冷えても硬くなりにくいのでお弁当のおかずにもお薦め。
  • [調味料パート]はスペアリブのグリルで使うレシピの転用です。醤油とオレンジママレードを1:1で合わせておろしニンニクを加えるだけ。シンプルだけど食欲がそそられる味です。
  • 野菜類はありあわせで構いませんが赤色系の野菜が入ると華やかな見栄えになります。今回はパプリカ(赤)を使っていますが、なければ人参などがお薦めです。

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