たまにレシピの手控えを読み返すのですが2018年の10月にこんなことを書いておりました。
日本は地震大国といわれますが、北海道も例外ではなかったかとこの度痛感いたしました。
1日も早い復興をお祈りするばかりではありますが、せめて遠くから応援する意味を込めて今週は北海道にちなむ料理をお弁当箱に詰めました──ですって。なんだかもうはるか昔の話になった気がしますね。
ラムもじゃがいもも北海道には馴染み深い食材だと思うのですがいかがでしょう。
フランス料理の名前には「カンパーニュ」という冠が付いたものをちょくちょく見かけます。英語で言えばカントリー。
田舎風という意味ですね。
まんま、カンパーニュというパンは田舎風のパンという意味ですし、パテ・ド・カンパーニュといえば田舎風のパテという意味です。
この料理のフランス語名は知らないのですが、きっとカンパーニュという冠が付いてるのじゃないかな。
【材料】(1人分)
-調理時間:15分-
- じゃがいも:1個
- ラム肉(スライス):150g
- にんにく:ひとかけ
- (あれば)ローストオニオン:少々
- オリーブオイル:少々
- 水:100ml(1/2カップ)
- 塩、ブラックペッパー:少々
[調味料パート]
- コンソメ(顆粒):2g
- タイム:少々
- ローズマリー:少々
【作り方】
- じゃがいもは皮を向いて5mm厚にスライスします。にんにくも薄くスライスします。ラム肉は食べ易い大きさに切ります。
- フライパンにオリーブオイルを入れて中火にかけラム肉を加えて色が変わるまで炒めます。一旦、これを皿に取ります。
- 2.のフライパンを洗わずそのままにんにくを入れて香りを立たせます。じゃがいもを加えて軽く焼き色が付くまで炒めます。
- 3.に[調味料パート]とラム肉、水を加えてひと煮立ちさせ水気がほぼなくなりじゃがいもに火が通ったら塩、ブラックペッパーで味を整えてできあがり。
【一口メモ】
- なんだかほっこりする味です。フランス料理と言うと肩肘張ったイメージがありますが、家庭料理は日本と同じく飽きが来ない優しい味のものが多いのかな。
- ラム肉は牛や豚にはない独特の柔らかさと風味があるのでこの料理では特にお薦めなのですが手に入らなければ牛や豚でも楽しめると思います。
- 臭み消しにタイムとローズマリーを使っていますがあればローリエも加えると完璧です。