レシピの材料表を見ると調味料の中に「適宜」とか「適量」なんて書いてある場合があります。
「ええっ、適宜って言われたってわかんないよ。ちゃんと何グラムって書いてよ」
ってあなたは思うかもしれません。
けどね、ちょっと考えてみてください。
焼肉を食べる時、人によってはタレをドボドボかけるかもしれません。
あるいは肉の旨味を味わいたいと考えてちょこっとだけかける人もいるかもしれません。
少なくともタレを計量スプーンで計ってかける人なんていませんよね。
実はこれが「適宜」なんです。
要はお好みでということですね。
あるいはお寿司を食べる時に小皿に醤油をさしますが、どれくらいさすかはこれから食べようと思っているお寿司の量によって変わってきます。
10貫くらいでやめるのか30貫食べるつもりなのかで違いますよね。
これが「適量」。
対する料理の量に合わせて分量を加減してくださいということです。
えと、何が言いたいかと言うと市販の焼肉のタレは神だということです(をい)。
【材料】(2人分)
-調理時間:40分-
- 鶏ささみ:4本
- キャベツ:1/8玉
- 塩:適宜
- 酒:15g(大匙1)
- ごま油:少々
[漬けダレパート]
- 焼肉のタレ:18g(大匙1)
- マヨネーズ:12g(大匙1)
- 豆板醤:6g(小匙1)
- すりごま:小匙1
[仕上げパート]
- ブラックペッパー:適宜
【作り方】
- ささみは筋を取り一口大に切って[漬けダレパート]と合わせて30分漬け込みます。キャベツはざく切りにしておきます。
- フライパンにごま油を入れて中火にかけます。これにキャベツを加えて軽く焼き色が付くまで炒めます。更にささみを[漬けダレパート]ごと加えて絡めながら炒めます。
- 2.に酒大匙1を加えて蓋をし約2分酒蒸しにします(水気がなくなると焦げるので注意)。仕上げにブラックペッパーを振ればできあがり。
【一口メモ】
- 豆板醤が良い仕事をしています。ピリッとした辛味が料理全体を引き締めてくれますね。そしてブラックペッパーの香りもたまりません。
- 市販の焼肉のタレってホント万能調味料だと思います。肉料理に使っても美味しいですけど刺し身に使っても面白いですよ。
- [漬けダレパート]にはすりごまを使いましたが練ごまを使うと風味が濃厚になって楽しいですよ。