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鶏肉の料理(和食)

ささみの一夜干し

僕は食べログなどグルメサイトをよく活用しますがちょっと変わった楽しみ方をすることがあります。

例えば「今日は中華料理を食べたいな」と思ったとします。

そんな時、うち(=兵庫県)からは簡単に行けそうにない遠くの街の人気店を検索するのです。

札幌、仙台、東京、博多──

その日の気分で街を決めてランキングなどをチェック。

これぞと思うお店を見つけたらおもむろにメニュー情報を観て「今晩は何を食べようかな」なんて考えるのがひそかな楽しみだったりします。

ここまでだと単なる妄想の世界なのですが『ご注文』が決まったら本当に夕飯としてその料理を作ってしまうまでがこの趣味の1セット。

もちろん、実際のお店の味とは似ても似つかないものができてしまうことも往々にしてあるのですがどうせ食べるのは自分ですから気にしない気にしない。

少なくとも夕飯の献立に悩まないで済むというメリットはあります。

過日、前から行きたかったうどん屋さんで外食。

ランチを美味しく戴いて店を出て周辺を見回すとおとなりは焼鳥屋さんでした。

店の外にメニュー表が出ていたのでついグルメサイトを眺めるいつもの癖で情報をチェック。

焼鳥の欄にはとりみ、ねぎま、せせり、上もも、皮……。

定番の串焼きが並んでいます。

ソリレス……!

結構、マニアックな部位を発見してちょっと嬉しくなったりして。

一品料理の欄には……、…………

ささみの一夜干し!

一夜干しといえばお魚のイメージが強かったのでその発想はなかった。

けど、美味しそう。

「よし、今夜の晩酌はささみの一夜干しで決まり」

と心に誓ってお店を後にしたのでした。

けどね。

家に帰ってささみを開いてから『一夜干しなんだから思い立ったその日に食べることはできない』という悲しい事実に気付いたのです(をいw)。

それでも翌日には念願の一夜干しを戴くことができましたとさ。

【材料】(1人分) 

調理時間:一晩-

  • ささみ:1本

[漬け汁パート]

  • 水:200g(カップ1)
  • 塩:6g(小匙1)
  • 酒:15g(大匙1)

【作り方】

  1. ささみは筋を取って観音開きにします。[漬け汁パート]を小さめのボウルに合わせてささみを入れ冷蔵庫で1時間漬け込みます。
  2. ささみを取り出してキッチンペーパーで水気を拭き取ります。キッチンペーパーを敷いたざるにささみを載せ冷蔵庫に入れて一晩置けばできあがり。食べる時は魚焼きのグリルで焼いて戴きます。

【一口メモ】

  • 程よい塩加減で良い酒肴になりました。いや、おかずにしてもぜんぜん差し支えはないのですがやっぱりこれはお酒が欲しくなる味です。
  • 味付けは塩のみ。ですのでできれば良い塩を使ってくださいな。
  • お好みで食べる時に粉山椒、七味唐辛子、ブラックペッパーなどを振ると風味が変わってまた楽しいですよ。

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