2024年6月、わが家の家計は大赤字を出しました。
急な出費があったわけではなくいつもとほぼ同じ食生活をしているはずなのに生活費(食料品、調味料、日用雑貨などもろもろを購入する予算)2万7千円を5千円もオーバーしてしまった。
加えて僕が自由にできるお小遣い2万5千円も4千円オーバー。
もちろん貯金から補填すればたちまちどうこうということはないのですがこの事態が続けばいずれ破綻する──ということでいったい何が予算を圧迫したのか家計簿を精査してみました。
性分なのでしょうが僕の家計簿の付け方は費目がともかく細かい。
たとえば「おやつ」といったざっくりした書き方はせず「かき氷白みつ」と書いたり、「ストロング濃サワークリーム(ポテチの名前だな)」と書いたりしているのです。
なので後から追いかければ何年何月何日にどこの店でなんという名前の商品を購入したかまでトレースできちゃうのです。
マメだなぁ。
そうやって買ったものを分類した結果わかったこと。
- 酒のつまみ:15回購入(合計3728円)
- おやつ:10回購入(合計920円)
この2つを合わせると約4800円。
生活費のオーバー分5千円とほぼ同額。
これに加えて酒のつまみに呼応する形でお酒を買っている(こっちはお小遣いから支出)。
これがお小遣いのオーバー分4千円とほぼ同額。
これが原因やん。
1回あたりの購入額平均が250~300円くらいなので「ま、これくらいなら」と自分をなだめてすかして積み上げちゃったんですね。
しかし購入回数15回って2日に1回は何か無駄遣いしてますやん。
油断したなぁ。
ということでセルフ説教モード。
「だいたいスーパーのお惣菜レベルの料理なら自分で作れるでしょうが」
「家にある食材を活用すれば出費はゼロだろ」
「酒を飲むなとは言わん。だが飲みたきゃ毎日でも飲むとはどういうことか。おやつは300円までと決められれば小学生だってその範囲内で工夫する。お前は小学生以下か」
一頻り自分に説教されて「いちいちごもっとも」と自分に謝ったのち、2つばかりルールを決めました。
- 月水金の3日は休肝日とする。
- 1回に飲む缶酎ハイの値段を270円とすれば270×3日/週×4週=3240円浮く。その後に飲んでいる日本酒を加算すると約5000円浮く
- おつまみは自作する
- そのためにおつまみ系のレシピを強化する
- 1週間分の献立をざっくり立案し計画的に調理する
- 2、3日に分けて食べられる常備菜を冷蔵庫にストックする などの施策を実行するということで家計改善プロジェクト始動。
とりあえずその翌週からはきちんと月水金を休肝日にできたしおつまみも全部自作できました。
なかなか順調なスタートかな。
継続しておつまみ系のレパートリーを増やすべく例えばこういった料理にいろいろチャレンジ中です。
【材料】(1人分)
-調理時間:5分-
- しめじ:1/3房
- 生姜:スライス1枚
- 刻み葱:適宜
[酒蒸しパート]
- 塩:ひとつまみ
- 酒:15g(大匙1)
[調味料パート]
- 酢:5g(小匙1)
- 砂糖:3g(小匙1)
- 粉山椒:小匙1/2
- 醤油(できれば薄口):3g(小匙1/2)
- ごま油:2g(小匙1/2)
【作り方】
- しめじは小房に分けて耐熱皿に入れ[酒蒸しパート]を加えてざっくり和えます。
- 1.にラップをかけて2、3ヶ所串で穴を開けます。これを電子レンジに入れ500ワットで2分チンします。待っている間に生姜は千切りにします。
- 2.のラップを取って生姜と[調味料パート]を加えて熱いうちによく和えます。器に盛って刻み葱を散らせばできあがり。
【一口メモ】
- 山椒のピリッとした辛さが際立つ1品。晩酌のおつまみとして戴いても良いし主菜の箸休めにしても良いアクセントになると思います。
- レンチンを活用してあっという間に作れる&材料はしめじのみというのが良いですね。あともう1品ほしいなという時にぜひどうぞ。
- しめじに限らず茸なら何でもOK。椎茸、舞茸、えのき、エリンギなどできれば複数種類を混ぜて使うと風味にグラデーションができて楽しいですよ。