職場の部長さんが「今から会議だからみんなに飲み物を買ってきてあげて」と言って新人くんに千円札を渡したら──なんてつぶやきをSNSで見かけたことがあります。
部長さんの想定では炭酸飲料やコーヒーなど各種取り混ぜで各自好きなものを取ってもらおうと気を利かせたつもりだったらしいのですが新人くんが買ってきたのは全てミネラルウォーターだったという。

「なんで水なんか買って来たんだ」
あまりのことに部長さんは思わず大きな声を出しちゃったらしいのですが新人くんはきょとんとした顔で
「いえ、一番無難かなと思って」
このふたりには悪いと思いつつ僕は声に出して笑ってしまいました。
ゼネレーションギャップというやつでしょうか。
部長さんはきっと僕と近い世代だと思うのですがその世代が子供の頃、暑い夏に飲みたい飲み物と言えばジュースだったと思うのです。

ファンタとかコーラとかスプライトとか。
ところがイマドキの若者たちはそういう甘ったるいものよりシンプルに水が良いと感じるらしい。
試しに娘(そのつぶやきを読んだ頃は二十歳前後)にこの話をしたら新人くんの肩を持ったので彼女たちの世代ではそっちがメジャーな意見なのかもと改めて思いました。
かくいう僕も最近、水道水の美味しさに目覚めていてでかいコップに水を注いでは冷蔵庫で冷やしています。

これが意外と旨い。
改めて日本の水道水の品質の高さに感動しています。
暑い夏は水分補給が大事。
だからと言って大量の糖分を含むジュースをがぶ飲みするのは体に良いわけはありません。
第一その瞬間は渇きが収まったと思ってもあっという間にまた喉が渇いてしまいます。
暑ければシンプルに水を飲むというのは実に理にかなった行動だと言えるのです。

水分補給という観点で言えば夏野菜も水分を多く含むものが多くこれらを食べることで水分と同時にミネラルも補給できるのでおススメです。
きゅうり、トマト、茄子、すいかなど夏に獲れる野菜はたっぷり水分を含んだものがたくさんありますのでぜひおかずやデザートに加えましょう。

たとえばこの料理みたいにきゅうりに塩気を含ませれば汗で失った塩分も補給できますので一石二鳥なのです。
【材料】(2?3人分)
-調理時間:5分+30分(調理時間+漬け込み時間)-
- きゅうり:1本
- 塩:2g(小匙1/3)
- 昆布出汁の素:小匙1/2
- すし酢:5g(小匙1)
- 鷹の爪:半本
【作り方】
- まな板に軽く塩(分量外)を振りその上にきゅうりを押し付けるように転がして塩ずりさせます。胡瓜のヘタを落として3mm厚の斜め切りにします。鷹の爪はキッチンバサミで小口切りにします。
- ビニール袋にきゅうりと塩2gを合わせて空気を吹き入れ口を持って振り回し塩をまぶします。
- 2.のビニール袋の空気を抜いて残りの材料を加え空気をしっかり抜いて口を縛ります。冷蔵庫に入れて30分漬け込めばできあがり。冷蔵庫で保管すれば10日程度は保ちます。
【一口メモ】
- 瑞々しくて程よい塩気。鷹の爪のピリッとしたアクセントにすし酢の後を引く優しい甘み。まさに夏のごちそうです。口の中をさっぱりしてくれるので濃い味の料理と合わせて戴くと良い箸休めにもなりますよ。
- 冷蔵庫で保存すれば1週間から10日は保ちますのでたっぷりめに作って常備菜にしておくのがおススメです。
- 同じ要領で茄子や白瓜を使っても美味しく作れます。夏は水分をたっぷり含んだ野菜が多く出回るのでいろいろ試してみてください。

