残り物なんて呼び方をしたらその料理に対してあまりにも失礼ですが、ついつい作り過ぎてしまって料理を持て余すなんてのは料理あるあるだと思います。

なのでネットに氾濫するレシピの中には「残り物再利用」なんてキャッチフレーズが踊っているものもあります。
1個、2個と数えられて家族の頭数で割り算できるお肉などのおかずは残り物が出にくい気がするのですが、「残り物のカレー」、「残り物のシチュー」などスープ系のおかずは液状物なので何人分というカウントが曖昧。
思いの外量が多くて次の日になっても残っているなんてこともありそうです。

カレーなんかはその最たるもので残り物再利用のアイデアも豊富らしい。
曰く……
- カレーうどん(定番ですね)
- カレー蕎麦
- カレーラーメン
- カレーパスタ
- カレードリア
などなどどこかで見たような料理をいろいろ思い付けそうです。

ま、それだけカレーはどんな食材でも馴染むというか、他の食材を呑み込んで「ザ・カレー味」にしちゃう魔力を持っているんだと思います。
ならば逆の発想もありじゃないでしょうか。
つまり、残り物のなにかにカレールウを加えて普通にカレーライスにしてしまうのです。

ということで物は試し。
残り物ではないけれど豚汁を作ってカレーライスに仕立ててみました。
【材料】(2人分)
-調理時間:25分-
- 市販のカレールウ:1/4パッケージ
- ごま油:8g(小匙2)
- 豚バラスライス:150g
- 大根:3cm
- 牛蒡:半本
- 人参:1/3本
- 椎茸:2、3枚
[スープパート]
- 水:350g(350ml)
- かつおだしの素:水300ml分
[調味料パート]
- 味噌:18g(大匙1)
- 蕎麦の本返しまたはめんつゆ:6g(小匙1)
- バター:10g
【作り方】
- 小鍋に下茹で用の湯(分量外)を沸かします。それをやっている間に大根はかつら剥きにして5mm厚のいちょう切りにします。人参も5mm厚のいちょう切りにします。湯が湧いたら5分下茹でにします。茹で上がったらザルに揚げて水気を切ります。
- 牛蒡はささがきにして5分水に晒してザルに揚げます。豚バラ肉は食べやすい大きさに切ります。椎茸はスライスにします。
- 鍋に胡麻油を入れて中火にかけ豚バラ肉を加えて色が変わるまで炒めます。更に大根、人参、牛蒡、椎茸を加えてさっと炒めます。
- 3.に[スープパート]を加えてひと煮立ちさせます。アクを取って[調味料パート]を加えて蓋をし、弱火で5分煮込みます。
- 4.にカレールウを加えて10分煮ればできあがり。ご飯にかけて戴きましょう。
【一口メモ】
- 全く違和感のないポークカレーに仕上がります。味噌や醤油はカレーのフレーバーに完全に呑み込まれて吸収されちゃっていますね。恐るべしカレーパワー。
- このレシピは豚汁をイチから作る手順で書いていますが豚汁を作り過ぎちゃって持て余している場合は単にカレールウを割り込んで煮込むだけでお手軽にカレーライスができちゃいます。
- 風味のポイントはバター。これを入れるとぐっとコクが増します。
- お好みでこんにゃくや薄揚げなど豚汁に使いそうな具材を適宜加えてください。ちょっと系統は違うけどシーフードミックスを入れても美味しいですよ。

