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ソース・合わせ調味料

中華ドレッシング

トマトに塩をかければサラダになる。

ドラマ『王様のレストラン』エピグラフ(銘句)の一つです。

トマトはトマトのままでは料理とは言えないけれどほんのひと手間かけるだけで料理に変貌するといったほどの意味でしょうか。

サラダの語源はラテン語で「塩」という意味ですから、はいその通りとも言えそうですが^^;

明治以降、西洋料理がやってきてからも、日本ではなかなかサラダの文化が浸透しませんでした。

一番の原因は生で食べるには野菜の衛生状況がよくなかったことかなと思っています。

が、品種改良や栽培法の変化を経て1970年代後半頃からサラダはぐっと身近なものになっていきます。

サラダの浸透と二人三脚するように発展していったのがドレッシング。

僕が子供だった昭和40年代に野菜にかけるものと言えばマヨネーズくらいだったと記憶しているのですが、今では百花繚乱状態。

試しにドレッシング業界の雄、キューピーのホームページを覗いてみたら33種のラインナップが掲載されていました。

いっぱいあるなぁ。

ドレッシングの類別法はいろいろあると思うのですが、その一つに国籍による類別というのがあると思います。

曰くフレンチドレッシング、イタリアンドレッシング、和風ドレッシングあたりはすぐ浮かびますね。

それ以外でも例えばシーザーサラダドレッシングといえばアメリカ風、ビナグレッチソースといえばブラジル風になります。

で、今日のレシピ。

お隣の国、中国風のドレッシングをメモしておきます。

【材料】(1~2人分) 

調理時間:3分-

  • 酢:15g(大匙1)
  • 砂糖:6g(小匙2)
  • 濃口醤油:6g(小匙1)
  • ごま油:2g(小匙1/2)
  • (お好みで)豆板醤:少々
  • 炒りごま:適宜

【作り方】

  1. 全部の材料を合わせてよく混ぜればできあがり。

【一口メモ】

  • ポイントはごま油や炒りごまでごま風味を利かせること。これだけで中華風のテイストに仕上がります。あと、洋風のドレッシングと違って油を多用しないのが特徴です。
  • アレンジのヒントとしてにんにく、生姜、ネギなどをみじん切りにして加えると風味が複雑になります。卵の入ったサラダに使う時はケチャップを隠し味に使うと結構合います。
  • 美味しいサラダの条件は3Cにあると言われます。clear(新鮮)、crisp(シャキシャキした食感)、cold(冷たい)の3つの「c」ですね。なので、このドレッシングもできれば冷やしてからお使い下さい。

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