ロマネスコという不思議な野菜を初めて見かけたのは天満にある八百屋さん。
横浜に行く少し前でしたからもう10年以上前だな。
優雅な響きの名前に反して、なんか小さな円錐形の緑が寄り集まってできた塊で見た目ゴツゴツとしていてとても美味しそうには見えませんでした。
というか「これ本当に食べられるの?」と思ったものです。
こんな野菜、見たことない!
と思ったのですがよく考えるとありました。
円錐形を球形に置き換えるとブロッコリーに似ている。
で、調べてみるとどちらもアブラナ科の植物だったのです。
似ていると言えばブロッコリーとカリフラワーも色違いで似ていますよね。
それもそのはず、この2つも同じアブラナ科で寒さに強いブロッコリーは一名をウィンター・カリフラワーと呼ばれるのです。
更にちなみにブロッコリーとカリフラワーはキャベツを品種改良してできた野菜だそうです。
全然、見た目が違うじゃん。
更に更にちなみに、同じアブラナ科といえば小松菜がそうです。
どっちかというとほうれん草に近い見た目なのにこっちの仲間なのだそうです。
意外。
そして──青梗菜もアブラナ科。
よく見ると根本の形状が小松菜に似ているんですよ。
【材料】(2人分)
-調理時間:12分-
- バナメイエビ(中サイズ):10尾
- 青梗菜:1株
- しめじ:1/2パック
- ごま油:7g(大匙1/2)
- 水溶き片栗粉:3g(小匙1)分
[下味パート]
- 酒:10g(小匙2)
- 片栗粉:3g(小匙1)
[調味料パート]
- 鶏ガラスープの素(顆粒):小匙1
- 酒:15g(大匙1)
- 味醂:18g(大匙1)
- オイスターソース:9g(大匙1/2)
- おろしにんにく:ひとかけ分
【作り方】
- 海老は殻と背わたを取り[下味パート]をまぶします。青梗菜は根本を落として葉と茎に分けざく切りにしておきます。しめじは小房に分けておきます。
- フライパンに胡麻油を入れて中火にかけ海老を加えて色が変わるまで炒めます。
- 2.に青梗菜の茎としめじを加えてさっと炒め蓋をして3分蒸し焼きにします。
- 3.の蓋を取り、青梗菜の葉と[調味料パート]を加えてざっくり炒めます。フライパンを斜めに傾けて汁を底に集めて水溶き片栗粉を加えてとろみを付けます。とろみの付いた汁を全体に絡めればできあがり。
【一口メモ】
- 海老のぷりっぷりな食感がたまりません。できればちょっと大きめの海老を使うのがオススメ。定番の中華味ですがけっこうご馳走っぽい一皿に仕上がります。
- このレシピの段取りポイントは工程3.の蒸し焼きにかかるまでにいかに早くたどり着くかにかかっています。なので[調味料パート]を合わせたりするのは後回しにして蒸し焼きしている間にかかると手際よく作れます。
- [調味料パート]は中華炒めの典型的な配合のひとつなので覚えておくと便利です。
- 海老の代わりにささみを使っても美味しいですよ。