以前、わが家では出汁醤油を自作して常備していました。

「していました」と過去形で書いているのはとある理由で作るのをやめたからなのですがその理由とは……
原価がめっちゃ高く付く&作るのにめっちゃ手間がかかる&あっという間に消費するという3重のデメリットがあったからです。
4合瓶1本を作るのに醤油1リットル、酒、味醂各0.1リットル、ザラメ260g(1kgの袋の1/4)の調味料を使います。

更に干し椎茸50g、かつお節25g、出汁昆布5cm四方と出汁の材料も贅沢三昧。
これだけの材料を使って丸一日かけて作った出汁醤油は1週間から10日くらいで使い切ってしまうという。
さすがにこれはお店で買ってきた方が良いと判断した次第です。

だって市販品はこの何百倍、何千倍の量を一度に作るのでコストもぐっと抑えられておりますから。
断言しますがお店で売っている調味料は基本的に家でも作れます。
醤油や味噌だって作ることができます。

ただ「作れる」のと「(実際に)作る」かどうかは別の話。
醤油にしろ味噌にしろけっこうな手間がかかるのでお店で買っ方が良いと判断せざるを得ないのです(自家製の味噌などはめっぽう美味しいんですけどね)。
家で調味料を作らない理由は他にもあります。
その最たるものは少量作るのが難しいから。

例えば自家製味噌を50グラムだけ作るなんてのは至難の業でどうしたって大量にできちゃう。
さほど日持ちのするものでもないのでヘタをするとダメにしてしまう確率も高い。
なので基本的な調味料はやっぱり自作せずに買ってくるべしと思っちゃいます。

どうしても自家製に拘るのであればせいぜいこの練り梅のように多少無理やりにでも少量作って使い切れるものに限るのが賢いんじゃないかなあ。
【材料】(混ぜご飯1膳分)
-調理時間:5分-
- 梅干し:2粒
- 大葉:1枚
- 味醂:2g(小匙1/3)
- 濃口醤油:1g(小匙1/6)
- 砂糖:2g(小匙1弱)
- かつお節:3g
- 白ごま:3g(小匙1)
【作り方】
- 梅干しは種を外して果肉をみじん切りにし更に細かく叩きます。大葉はみじん切りにします。
- 器に全ての材料を合わせて練るようによく混ぜればできあがり。
【一口メモ】
- 甘酸っぱい風味の合わせ調味料です。もろきゅうのように生野菜にトッピングしたり料理の味付けとして和えてもOK。ご飯に混ぜれば優しい風味の梅ご飯が簡単に作れます。
- 風味の要は砂糖の塩梅(あんばい)です。味を見ながら少しずつ加えて好みの量を探ってください。あと砂糖の代わりに蜂蜜を使うとコクのある甘みが出せますよ。
- このレシピはかなり無理して使い切り用(混ぜご飯1膳分くらい)の分量にしています。冷蔵庫で保管すればそこそこ日持ちはするので梅干しの手持ちに余裕があればもう少し多めに作るのがおススメです。

