僕がマメにレシピの手控えを残すようになったのは2008年頃からです。
なんで、そんなに正確に覚えているかというと、ちょっと病気をしてだいぶ長い期間仕事を休職していたからなんですね。
自覚症状に乏しい病気だったので寝込むわけでもなく、とにかく時間を持て余して料理ばかりしていた記憶があります。
そうやって始めたレシピのメモですが、意外とというか、基本的なソースのレシピを遺していないことにある時、気付きました。
ピザソース、ミートソース、ホワイトソース……、あまりにも当たり前のように日常的に作っているのにソースだけを取り立てて書くことがなく料理の一部として書いているなぁと気づいたのです。
結果、どうなったかというとレシピを思い出すときに苦労するという^^;
「確か、あの料理のレシピに配合を書いたはず」
と思ってそのレシピをひっくり返したら
「書いてないじゃん!!」
ということになり、
「いやいや、あっちのレシピだったか...」
を繰り返すという非常に効率の悪いことをやっている自分に気付きました。
ということで、ちょこちょことソース単独のレシピも書いていこうと心に決めた次第です。
このブログに投稿している「ソース・合わせ調味料」というカテゴリーのレシピはそうやって書き溜めたメモから記事を起こしています。
過日、スーパーでピザソースの安売りをやっていたので手が伸びかけたのですが、「いやいや、家にあるもので作れちゃうだろ」と自らを制止しました。
作るまではなんとなく億劫に感じるのですが、作り始めるとたいした手間ではありません。
【材料】(トースト数枚分)
-調理時間:20分-
- トマト缶:200g(1/2個)
- 玉ねぎ:1/4個
- ピーマン:1/2個
- にんにく:ひとかけ
- オリーブオイル:12g(大匙1)
- コンソメの素(顆粒):5g
- 白ワイン:7g(大匙1/2)
[仕上げパート]
- 砂糖:5g(大匙1/2)
- 酢:5g(小匙1)
- 塩:少々
- オレガノ:少々
- ドライバジル:少々
- ブラックペッパー:少々
- (あれば)カイエンヌペッパー:少々
【作り方】
- 玉ねぎ、ピーマン、にんにくは微塵切りにします。 ※投入するタイミングが異なりますので混ぜないように。
- にんにくとオリーブオイルをフライパンに入れて弱火にかけ香が立つまでゆっくり火を通します。これに玉ねぎを加えて弱めの中火にし3分ほど炒めます。
- 2.にピーマン・トマト・白ワイン・コンソメの素を加えて強火にします。トマトが潰れて均等になってきたら[仕上げパート]を加えて火を徐々に弱めながら、水気がなくなるまで煮詰めればできあがり。瓶に移して粗熱が取れたら冷蔵庫で保管します。
【一口メモ】
- 市販のものより圧倒的に使っている野菜の鮮度が違うので(当たり前か)、味が瑞々しい感じに仕上がります。あと、味は控えめに感じるかもしれませんが意外にしっかり付いていますよ。
- 作り置きしておくとトースト1枚の朝食がピザトーストにグレードアップ。朝が待ち遠しくて夜寝られなくなること必至です(をい)。