お正月に実家に帰ったときに庭になっていた柚子の実を戴いて参りました。
その後2週間ばかり我が家のテーブルに所在なげに転がっていたのですが(をい)、流石に使わないともったいないと思いこれを作りました。
これなら、柚子の実がいくつあっても一気に使い切れます。
柚子茶は元々韓国の食べ物のようで柚子の皮の砂糖漬けを指します。
平たく言えば柚子のジャムかママレードだと思えば間違いありません。
一度作ってしまえばパンに塗ったりお湯で割ったりいろいろ楽しめて重宝します。
【材料】 柚子の実:あるだけ
-調理時間:40分-
- 柚子の実:あるだけ
- グラニュー糖:白いワタを取った皮の重量の70%
- (お好みで)蜂蜜:味を見ながら
【作り方】
- 柚子は半分に切りボウルにざるを載せてその上で絞ります。果肉は全部剥がして更に絞り皮を取り分けておきます。
- スプーンで皮のワタを綺麗に取り除きます。
- 2.とたっぷりの水を鍋に入れ沸騰させたらお湯を捨てます。改めて水を加えて一煮立ちさせ弱火で10分煮込みます。これをざるに揚げて冷水で粗熱を取ります。
- 3.をやっている間に果汁にグラニュー糖を加えてよく混ぜておきます。
- 3.のヘタを取って千切りにし4.と一緒に鍋に入れます。一煮立ちさせたら弱火で10分煮込み、ちょっとゆるめかなというところで火を止めて自然に冷ませばできあがり。
【一口メモ】
- ほろっとした苦みと爽やかな香り。甘さ抑え目で僕的にはこれくらいが丁度良い味付けでした。
- 同じ柑橘系でも柚子の香りは別格だと思うのは自分が柚子好きだからかなぁ。とまれ、今日はこれをお湯に溶いて柚子茶を堪能しましょう。
- 皮のワタを綺麗に取る事と茹で汁を一度捨てて茹で直す事がポイントです。柚子の皮はちょっとアクが強いのでこの工程をサボると結構苦いです。更に苦みを落したければ茹でた後、水を数回変えながら一晩水に浸けて下さい。