日本人って未だに洋食にコンプレックスを持つ人が多くてフランス料理と聞くと高級でお金持ちが食べるものと頭から決め付ける傾向があるように思います。

ま、確かにフランス料理店で出される皿のお値段を見れば無理からぬことではあるのですけどね。
でも、フランスで暮らしている人たちが毎日あんな料理ばかり食べていると想像するのは日本人が毎日寿司か天ぷらを食べていると考えるのと同じくらい馬鹿馬鹿しい話です。

フランスにももちろん素朴な家庭料理がありますし、多くのフランス人は普段なら一流シェフのコース料理ではなく、お母さんが作った晩御飯を食べているのです。
ブレゼは日本語に訳すと蒸し煮のこと。

名前だけ見て高級そうと思うなかれ、それこそお母さんが蓋をした鍋でコトコト煮込む家庭料理だったりするのです。
【材料】(2人分)
-調理時間:20分-
- 豚バラまたは豚ローススライス:200g
- キャベツ:1/8たま
- 玉ねぎ:1/4個
- トマト缶:1/2個
- にんにく:ひとかけ
- 白ワイン:50g(1/4カップ)
- オリーブオイル:12g(大匙1)
- 塩:3g(小匙1/2)
- ブラックペッパー:少々
【作り方】
- 豚肉、キャベツ、玉ねぎは食べ易い大きさに切ります。トマト缶はダイスカットならそのままホールなら食べ易い大きさに切ります。にんにくはみじん切りにします。豚肉に塩を振ってよくもみます。
- 鍋にオリーブオイルとにんにくを入れて中火にかけ香りが立ってきたら豚肉を入れ色が変わるまで焼きます。これに白ワインを入れてひと煮立ちさせます。
- 2.の豚肉を一旦皿に取り野菜類を入れてブラックペッパーを振ります。
- 3.の野菜の上に豚肉を覆いかぶせるように載せ蓋をして弱火の中火で10分煮込めばできあがり。
【一口メモ】
- 鍋の中で対流する蒸気に蒸しあげられてキャベツが芯まで柔らかくなります。そして味が良く染みているのが特徴。ちょっと身体が弱っている時でも食べられる優しい味です。
- ホントを言うとブレゼは鍋ごとオーブンに入れて蒸し煮する料理です。なので、こんなのブレゼじゃないとお叱りを受ければ「まったくもってそのとおり」としか言いようがないのですが、このやり方ならブレゼ用の鍋もいらないし美味しくできるから良いじゃんとか思ったりしてます。
- できればキャベツは春キャベツ、玉ねぎは新玉ねぎ、トマトは缶ではなく普通のトマトを使うと料理のグレードがぐっと上がりますよ。
