薄揚げはけっこう便利なアイテムです。
味噌汁の具材にするだけでなくお肉の代わりにして照り焼きや生姜焼きにもできます。
サラダに混ぜ込んでも違和感はありませんし、グラタンの具にだってなっちゃいます。
ただ難点は日持ちがしないこと。そのくせ、パックには1枚しか入ってないってことはなく、最低でも2枚、お徳用ならそれこそ何枚も入っているんですよね(いや、文句を言うところではないのだけれど)。
あっという間に傷んでしまう薄揚げを長持ちさせる方法は……僕の中ではこれ一択です。
薄揚げの保存
もったいぶらずに答えを言いますね。
冷凍保存
そう薄揚げは冷凍保存できるのです。
薄揚げの冷凍保存のコツ
とはいえ、薄揚げを適当に切ってそのまま冷凍庫に入れてはいけません。
薄揚げの断面は何かに似ていませんか? そうキムコ(って、既に知る人のほうが少ないか)。
キムコって昭和の頃に大人気だった冷蔵庫の脱臭剤。
別に発売停止になったわけではないけれど最近あまり見ない気がします。
けど、ちゃんと今でも医薬部外品の雄、小林製薬から売られていますよ。
えと……、なんのはなしでしたっけ?
あ、薄揚げの保存法でした。薄揚げは断面を見てもわかるように結構空洞が多くて臭いをとても吸収しやすいのです。
で、冷凍庫は意外に食品の臭いの宝庫、あるいは魔窟なんですよね。
そこで……
ラップでぴっちり閉じて下さい。
更にジップロックなどに入れて封入。臭いをシャットアウトしてから冷凍庫に入れるのがコツです。
僕はたいてい半枚に切って冷凍保存しておき、たとえばカレーうどんが食べたいなと言った時に取り出して使っています。
結構、長持ちで重宝しますよ。
薄揚げの解凍について
冷凍した薄揚げを解凍する時はじわじわ常温に戻すのではなく丼などをすけたザルに冷凍薄揚げを載せて熱湯をかけて一気に解凍してください。
薄揚げは「油抜き」と言って使う前に湯通しする必要があります。それをすることで余分な油を落とすんですね。
冷凍薄揚げげの場合、熱湯をかければ解凍と油抜きを同時に行えるので大変オトクです。