過日、娘がパスタを作っているのを見かけたのですがスパゲティを秤(うちはデジタルのやつです)で計っているのを見てなんでそうするか? と思いました。
我が家はスパゲティをパスタポットに入れています。こんな感じのやつ。
でここから目分量でスパゲティを取り出して秤に載せて重さを計っている。
いやいや形状的にスパゲティは秤からこぼれ落ちがちだし、計りにくいやん。
そんな時は、とっておきのワザがあるんですよ。
マイナス計量のススメ
昔ながらのアナログ秤でも実はできるのですがデジタルスケールならよりわかり易くなった計り方を僕はマイナス計量と呼んでいます。
やり方はこんな感じ。
- 計りたいものを載せてからスイッチをON(スケールの表示は0グラムになる)
- 秤の上から載せているものを取る
- 取った分の重さがマイナスで表示される
これだけのことなんですけどねこの計り方にはいろいろメリットがあるんですよ。
秤の上を転がってこぼれ落ちがちなものを計る
先に書いたパスタポットの場合、僕はパスタポットごと秤に載せてからデジタルスケールのスイッチをONします。
で、パスタをヒョイヒョイと抜いていけば表示はマイナスですが今抜いたパスタの重さを指しています。
こうすれば秤からパスタがこぼれ落ちてわちゃわちゃすることもなく簡単に重さが計れるのです。
買ってきたお肉を計り分ける
大きめのパックのお肉を買ってきて何回かに分けて使えるように小分けにすることってありますよね。
こういう時もマイナス計量は役に立ちます。
お肉をパックごと秤に載せてスイッチON。
取りあえず今から使う分をパックから抜きます。マイナス表示されたグラム数が今抜いたお肉の重さです。
あとはパックごとビニール袋に入れてひっくり返し、パックを抜けばお肉に手を触れずに冷蔵庫に入れられます。
衛生的で手の雑菌でお肉を傷めることを抑えるのでオススメですよ。
(おまけ)トマト缶を計り分ける
これはマイナス計量ではないのですがトマト缶を計り分ける時、僕はこんなふうにしています。
トマト缶は400g入りのものが多いのですが2人分の料理ではその半分、200gを使うことが多いです。
なので残り半分はタッパなどに入れて冷蔵庫で保管することになります。そんな時、僕はこんな手順で計り分けています。
- 秤にタッパを置いてスイッチON。メモリは0グラムを指します。
- トマト缶の中身をタッパに加えて200グラムを計ります。
- このタッパは冷蔵庫にしまって、残りを料理に使う
こうすると鍋にトマトを投入した後、缶を少量の水で洗って缶内側面についたトマトも鍋に入れられるので効率的なのです。
以上、今日は秤を使った小ネタでした。