こんにゃくは原料の独特の臭みとえぐみがあります。
なので、調理に掛かる前にアク抜きをすると料理の風味に差が出ます。ちなみに上の写真はこんにゃくとその原料のこんにゃく芋。
めったにお目にかかることはない食材ですが、こんな形をしています。
アク抜きの方法は3ステップ。それほど、手間ではありません。
ちなみに、イマドキはアク抜き不要のこんにゃくも出回っていますのでそれを使えばお手軽です。
こんにゃくのアク抜き
- こんにゃくを一口大にちぎります。ちぎり方のコツはこちらを参照あれ。
- こんにゃくに塩を振って水が出るまで20回ほど揉みます(塩もみと言います)。こんにゃくをザルに揚げて真水で洗います。
- 小鍋に水とこんにゃくを入れて中火にかけてひと煮立ちさせ3分茹でればアク抜き完了。
下茹でのコツは茹で汁が冷たい状態でこんにゃくを入れて一緒にひと煮立ちさせること。煮立つ際にこんにゃくから水が出てアク抜きがはかどります。
ちなみに、下茹でをすると味しみが良くなるという効果も得られます。
昔ながらの方法
むかしはこんにゃくをちぎったら真水に浸けて一晩置いてアク抜きをしていたそうです。
時間がかかるのであまりオススメしませんが、この方法でやる場合は冷蔵庫で寝かせましょう。