持論ですが美味しいカレーを作るためには2つの要件が大事だと思っています。
1つは、辛さと酸味、甘味とのバランス。
もう1つは、出汁です。
前者についてはただただ辛いだけのカレーって飽きてくると思うから。
トマトやヨーグルトで酸味を付けて、はちみつやフルーツなどで甘味を付けてバランス良い味付けにした方が良いなと思うのです。
後者については僕はカレーもスープの一種だと思っているからです。
だから出汁が命。
洋風カレーなら洋風の出汁を和風カレーなら和風の出汁を使うべきと考えています。
このカレーを作ったのはお弁当に北海道名物を詰め合わせる献立を企画していた週末。
せっかくなので北海道名産の昆布で出汁を挽いて鮭を主食材に純和風のカレーを作ってみました。
【材料】(2人分)
-調理時間:25分-
- 生鮭または塩鮭:2切れ
- にんにく:1かけ
- しめじ:半株
- 玉ねぎ:1/2個
- バター:12g
- 白ワイン:30g(大匙2)
- カレールウ:半箱分
[スープストックパート]
- 昆布だし:カレールウのパッケージに記載している量-100ml
- プレーンヨーグルト:30g(大匙2)
- トマト缶(ダイスカット):100g
[仕上げパート]
- カレー粉:小匙1
- ホワイトペッパー:少々
【作り方】
- 鮭は骨を取り魚焼きのグリルでこんがり焼きます。玉ねぎは細切りにします。
- 鍋にバターを入れて中火にかけバターが融けたら玉ねぎを加えて弱火で10分炒めて飴色にします。これに小房に分けたしめじを加えて炒めます。更に一口大に切った鮭と白ワインを加えてさっと炒めます。
- 2.に[スープストックパート]を加えてひと煮立ちさせます。これにカレールウを加えて弱火で10分煮込みます。
- 3.に[仕上げパート]を加えてよく混ぜればできあがり。
【一口メモ】
- 北海道の名産品でまとめてみました。スパイスの強い香りが立つカレーでは昆布だしは気休めにしかならないと思われそうですが、ただの水と比べるとやはり旨味が違います。
- 時間がない時は工程1.の焼きの手順を省いて一口大に切った生鮭をいきなりフライパンで炒めるのもありです。
- せっかくなので更に北海道名物のじゃがいもや人参も加えるとよりにぎやかなカレーになりますよ。