縁日やお祭りの屋台でよく見かける食べ物にアメリカンドッグというのがありますが、そもそもアメリカンドッグという言葉は和製英語らしいですね。
アメリカで売られているファストフードが日本に輸入される時に作られた模様。
ちなみに、アメリカではトウモロコシ粉を衣に使うのでコーンドッグと呼ばれているそうです。
それにしてもなぜ「ドッグ」?
とちょっと不思議になるのですが、どうやらホットドッグと同じくソーセージを使うのでドッグと付けられたみたい。
あっちはパンで、こっちは衣と素材は違うけどスタイルは似ているということでしょうか?
さらにちなみに、北海道に行くとアメリカンドッグはフレンチドッグと呼ばれ砂糖がまぶしてあると聞いたことがあります。
とまれ、味を付けた分厚い衣に包んで揚げるという手法は何もソーセージの専売特許じゃありません。
この料理のようにチキンを使ってもイケるんじゃないかなと思い試作してみました。
【材料】(1~2人分)
-調理時間:20分-
- 鶏もも肉:1枚
- 片栗粉:18g(大匙2)
- 揚げ油:適宜
[衣パート]
- コンソメの素(顆粒):小匙1/2
- 溶き卵:1/2個分
- 酒:7g(大匙1/2)
- 濃口醤油:3g(小匙1/2)
- カレー粉:小匙1/2
- ナツメグ、パプリカ、粗挽きブラックペッパー:少々
【作り方】
- 鶏肉は観音に開いて平にし縦に5等分します。ボウルに[衣パート]を合わせて鶏肉を入れ10分漬け込みます。揚げ油を2cmほど張り170度に予熱しておきます。
- 1.の鶏肉に片栗粉を加え粉っぽさがなくなるまでよく混ぜます。これを揚げ油に投入して片面3分ひっくり返して2分揚げ焼きにすればできあがり。
【一口メモ】
- カレー粉とブラックペッパーのシャープな香りが口いっぱいに広がって食欲をそそります。ジャンクだけどおやつできではなくてしっかりしたおかずになりそう。
- 案外、鶏の旨味がダイレクトに味を左右します。できれば安い若鶏ではなくちょっと良い鶏肉を使うのがお勧めかも。
- アメリカンドッグっぽい作りにしてみましたが片栗粉を使っているのでちょっとライトな感じ、よりガッツリ感を求める方は薄力粉を使ってみて下さい。
- ガッツリ系が好きなのでもも肉を使いましたがヘルシー志向の方は胸肉やささみでも美味しく頂けると思います。
- 付け合せには写真のようにポテトサラダや葉菜などを添えましょう。