今更な話題になっちゃいますが、2000年代初頭からフランスでは日本食がブームだそうです。
70年代にはパリに一軒だけだった日本料理店は2000年を過ぎたあたりから爆発的に増えて今では千数百軒にもなるそうです。
それらの店は大よそ3つのタイプに分けられるらしい。
価格はそれなりに高いけど伝統的な日本料理が楽しめる本格派タイプ。
焼き鳥やラーメンを手軽に楽しめるカジュアルなレストラン(なぜかあっちの店では焼き鳥とラーメンと寿司が同じ店で食べられるらしい)。
アメリカ風にアレンジされたファストフード的スタンドの三種類です。
で、2014年頃にフランス人が始めた新しいお店のメニューは……
お好み焼きとタコ焼き。
フランスは意外に多民族国家で宗教的な理由で食べてはいけないものがある人が多いそうで、自由に具材をチョイスできるお好み焼きは大好評なのだとか。
似たような食べ物でピッツァを知っている彼らはお好み焼きをどんな風に感じるのでしょうね。
外国のものをアレンジすることにかけては日本人も負けてはいません。
とりあえず平たい食材でさえあれば「ピッツァ風」というネーミングの料理にしてしまえるのでこんなのもありだと思います。
【材料】(2人分)
-調理時間:12分-
- ささみ:2本
- 玉ねぎ:1/4個
- ピーマン:1個
- エリンギ:1/2本
- スライスチーズ:2本
[ソースパート]
- トマトケチャップ:30g(大匙2)
- ウスターソース:6g(小匙1)
- マスタード:適宜
- ブラックペッパー:少々
- ガーリックパウダー:少々
【作り方】
- 玉ねぎは薄くスライス、ピーマンは輪切り、エリンギはスライス、スライスチーズは細切りにします。
- ささみは筋を取り、観音開きにして更に叩いて薄く伸ばします。
- [ソースパート]を合わせて1.にたっぷり塗ります。これに玉ねぎ、ピーマン、エリンギを散らし、その上からチーズを散らします。
- オーブントースターで7、8分焼けばできあがり。
【一口メモ】
- 思った以上にささみが硬くなってピザの土台としては良い食感です。ささみ自体が淡白なのでピザクラフトにはもってこいなのかも。トッピングの邪魔をしないのが嬉しいです。
- このソースはガチです。1分あったら作れますので朝、ピザトーストが食べたい時などにお薦め市販のピザソースを買うのが馬鹿馬鹿しくなります。
- 他にも薄揚げをピザクラフトにするのもお薦め。カリカリに焼けて美味しいですよ?