子供の頃、夕飯が揚げ物というのは良くあったのですが、なぜかハムカツが食卓に上った記憶がありません。
コロッケ、鶏の唐揚げ、トンカツなどはちょくちょく登場していましたがどうやら母のレパートリーにはこれがなかったような気がします。
なので、僕がハムカツの存在を知ったのは随分大きくなってからでした。
トンカツのようにしっかりしたおかずっぽくなくて、どこか駄菓子めいた印象のハムカツは結構お気に入りの食べ物です。
それに、ハムカツってハムステーキにできそうな厚切りのハムを揚げてしまうなんてなんだか贅沢な食べ物な気がするのですがどうでしょう?
【材料】(2人分)
-調理時間:5分-
- 厚切りハム:2枚
- 塩、ブラックペッパー:少々
- 薄力粉:少々
- パン粉:適宜
- 揚げ油:適宜
[バッター液パート]
- 卵:1/2個
- 薄力粉:14g(大匙1.5)
- 水:30g(大匙2)
【作り方】
- [バッター粉パート]を合わせて良く混ぜておきます。
- ハムに塩、ブラックペッパーを振り、茶こしで薄力粉少々を薄くまぶします。これを1.にくぐらせてからパン粉をまぶします。
- 180度に温めた揚げ油に2.を入れて3~4分、衣がきつね色になるまで揚げればできあがり。
【一口メモ】
- ハム自体が塩気を含んでいるのでそのまま食べても十分美味しいです。お好みでソースや辛子を付けてどうぞ。
- [バッター粉パート]が繋ぎになってパン粉をはがれにくくしてくれます。ちなみにバッター(batter)は野球の打者と同じスペルですが揚げ物の衣を表す英語です。
- ちょっと薄目のハムを使ってペラペラのハムカツを作るのもありかな。駄菓子っぽくて僕はそれも結構好きです。