突然ですが、小学校の頃、中学校の頃、読書感想文が嫌いでした。
課題図書とかいうのがあって、指定された本を読んで感想を書くようにと、だいたい夏休みの宿題で指示されるのですが、「なんで、好きかどうかもわからん指定された本の感想を書かかなあかんねん?」と子供心に思ったものです。
読んで、感動して、どうしても他の人にも読んでほしくって、初めて読書感想文というか、人にこの感動を伝えたいと言う心理になるもんじゃないんでしょうか?(力説)とまれ、そんな課題図書の中にあって未だに覚えてる一冊があります。
「マキオのひとり旅」。
お母さんが盲腸で入院して、親戚の家に預けられる主人公小学校2年のマキオの物語です。
彼の旅自体は新幹線で3時間くらいの短いものでしたが、その先で待ち受ける様々なトラブルを経て成長していく彼の姿はまさに「ひとり旅」。
これだったら、感想文に書いてもいいなぁという作品でした。
って、何を長々と書いているかというと、その作品の中に「ポーチド・エッグ・オン・スピニチ」という料理が出てきたなぁと思いだしたからに他なりません。
どうも、小学校2年の当時から僕は食べ物に関しては抜群の記憶力だったみたいで...
【材料】(2人分)
-調理時間:★時間-
- ほうれん草:1束
- 卵:2個
[調味料パート]
- オイスターソース:9g(大匙1/2)
- 濃口醤油:9g(大匙1/2)
- ごま油:4g(小匙1)
【作り方】
- 卵をよく溶きほぐしておきます。[調味料パート]を合わせておきます。ほうれん草は沸騰したたっぷりの湯で3分ほど湯がいた後、氷水に投入して色止めし(茹でた直後に冷水に青物を入れると緑が抜けずに見た目が鮮やかになります)、皿に盛ります。
- フライパンにサラダ油(分量外)を敷いて、強火にかけ煙が立ち始めたら1.の卵を入れて菜箸でかき混ぜながらスクラブルド・エッグを作ります(半熟ぐらいに仕上げるのがお薦め)。これを1.のほうれん草の上にのせ、上から[調味料パート]をかければできあがり。
【一口メモ】
- ふわふわっとした卵と少々アクの強いほうれん草を調味料がよくまとめてます。結構、当たりかも。
- うちの実験動物2号(長女N)が小学生の頃に試しましたが、オイスターソースとごま油の味付けは当たりのようで小学生ウケも悪くなさそうです。
- ホントは、もっと旬の野菜を使ったレシピを日々盛り込みたいなという反省から、生まれたレシピ日記だったりします。だったら、ほうれん草のおひたしから始めろよと言われそうですけどね^^;。