代替わりしましたが僕の中でのトランプ前大統領の印象って団塊の世代のオヤジなんですよね(あ、純粋な比喩でディスる意図はありません^^)。
行動が雑、感性が雑、人の言うことは聞かない、たとえば読書好きの同級生がいても
「授業でもないのに絵の付いてない本読むなんてお前変わってんな。そんなことより野球やろうぜ、野球」
とか言いながらその子の本を取り上げちゃうような小学生の頃から筋金入りのオヤジみたいな。
だから、公的な場でもウェルダンに焼いたステーキにトマトケチャップをかけて食べてるのを見てもあまり驚きません。
昭和のオヤジがなんにでも醤油をかけたがるのと五十歩百歩な感じがするんですよね。
ケチャップの歴史は古くて元々は魚や茸を発酵させた調味料でした。
それをトマトで作ったトマトケチャップはアメリカオリジナルの調味料。
今でも、アメリカ料理の大味さを揶揄するのによく使われるネタです。
けどね、高度成長期に子供時代を過ごしてきた僕らにしてみるとトマトケチャップは数少ない日常的な洋食の味付けでした(あとはマヨネーズ)。
なので、今でもおかずにケチャップ味が付いているというだけでちょっとワクワクしたりするのです。
【材料】(1人分)
-調理時間:10分-
- 豚こま:100~150g
- 炒め野菜:キャベツ、玉ねぎ、ピーマン、人参、もやしなど
- バター:6g(大匙1/2)
- レモン果汁:5g(小匙1)
[調味料パート]
- トマトケチャップ:15g(大匙1)
- ウスターソース:9g(大匙1/2)
- 白ワイン:5g(小匙1)
- ブラックペッパー:少々
【作り方】
- お肉と野菜は食べ易い大きさに切ります。
- フライパンにバターを入れて中火にかけ8割方融けてきたら1.を加えて肉の色が変わるまで炒めます。
- 2.に[調味料パート]を加えて絡ませるように炒めます。水気がほぼなくなったら火を止めて器に盛り、レモン果汁を振りかければできあがり。
【一口メモ】
- トマトケチャップだけだとどうしてもチープな風味になるのでウスターソースを加えてスパイシーさを出しています。更にレモン果汁を振ることで小洒落た感じの洋食に仕上がりますよ。
- 野菜炒め、だと不人気なおかずの代表選手みたいに聞こえますが、目先を変えてこんなふうにアレンジするだけで評価は上がるもの。特に子供さんには人気がありそうです。
- 夕飯のおかず以外にもお弁当にもぴったり。できれば、食べる時にレモン果汁をかけるよう小袋を付けると1ランクグレードがあがりますよ。