何気に刺身のケンが好きです。
ケンは刺身の脇に添えられる白髪大根のことで、これが若芽になるとツマ、わさびのことは辛みと呼ばれます。
が、近頃はこの区別が曖昧になって一括りにツマと呼んじゃいますね。
が、どうも一般的にはケンは不人気で会社で宴会など行われるとそこだけ残されて淋しくぽつんと佇んでいたりします。
僕と酒呑みの先輩はこれにわさびを塗して醤油をかけてせっせと肴にしたりしております^^
刺身のケンは如何にも添え物、脇役といった風情ですがこの料理ではまさに主役。
こういう食べ方があったかと改めて感心しました。
この料理、流石に残り物を客に出すわけにいきませんが店の賄いには良さそうな気もするんだけどな。
【材料】(2人分)
-調理時間:15分-
- 大根:1/4本
- 天ぷら粉:50g+規定量の水
- (あれば)桜海老かしらす:適宜
- 揚げ油:適宜
【作り方】
- 大根はスライサーでおろして更に細切りにし白髪大根にします。
- 天ぷら粉を水で溶き、1.と桜海老、しらすを塗します。
- 170度に熱した揚げ油でしゃっきり揚げればできあがり。塩で戴きます。
【一口メモ】
- 意外な食感!!しゃくしゃくして美味。目から鱗の一品です。
- 抹茶があれば抹茶塩(抹茶と塩を混ぜてできあがり)もお薦め。
- スーパーで半額札が付いた刺身のケンが残ったら冷凍ストックしてぜひお試しください。
- 前から思うのですが、大量に残されるだけなら刺身の添え物をもっと別のものに変えれば良いのにと思っちゃいます。何かないかな?(あれって、たぶん大根の酵素が消化を助けるとかいう、お雑煮と同じ発想なのですよね???)