僕がレシピをパソコンで書き溜め始めた頃のほぼ最古のレシピかもしれないものを見つけたので投稿します。
作り方がですます調でわりとそっけない書き方だったり、料理の写真が古いデジカメで撮っているのでむちゃくちゃ小さかったりするのですが味はめっちゃ美味しいです。
日本には昔から万能調味料と呼ぶべきものがたくさんある気がします。
醤油しかり、味噌しかり、ウスターソース(ソースはそんな昔じゃないか。って、それ以前に舶来ものだっけ?)しかり。
くるっと回しかければそれでOKみたいな調味料を重宝がる風土があるのかなぁ。
そんな古来の万能調味料と肩を並べて、大概の家の冷蔵庫にある万能調味料が焼き肉のたれです。
あれって、鶏のモモ肉焼いたときの味付けに使うと抜群においしいんですよね。
野菜炒めの味付けにもGOODだし、あと、とある焼き鳥屋の幻のメニュー「したごころ」は焼き肉のタレに漬けこんでいると聞きました(怪しいネーミングですが、鶏の心臓の下に付いている肉を使うのでこの名前。一串に10羽分くらい必要らしく、3ヵ月に一度くらいしか登場しないメニューなのです)。
ということで、ゴーヤチャンブルを焼き肉のたれで作りました。
【材料】(2人分)
-調理時間:10分-
- ゴーヤ:1/3~1/2本
- 豚バラスライス:60g
- あり合わせの野菜:例:しめじ、玉ねぎ等
- 卵:1~2個
[調味料パート]
- 焼き肉のたれ:54g(大匙3)
- 酒:15g(大匙1)
- みりん:18g(大匙1)
【作り方】
- ゴーヤは縦半分に切り、スプーンで綿と種をくりぬく(少し古ければ塩もみしておく)。豚バラスライスは小口切りにする。あり合わせ野菜は食べやすい大きさに切る。調味料パートを合わせておく。卵は溶いておく。
- フライパンに油(できればゴマ油)を入れて温め、豚バラ→ゴーヤ→その他の野菜の順に炒める。
- 調味料パートを回し入れ、水気がなくなるまで炒める。
- 卵を回し入れ、火が通れば、盛り付けて完成。
【一口メモ】
- 焼き肉のたれというキーワードから「ヘルシー」、「ダイエット志向」とほど遠い印象を受けますが、大半野菜で調味料もシンプルですからたぶんカロリーは低いです。
- お肉は量が多いとうるさい感じになるので、「少なくない?」程度の量にしておくのがお薦めです(あくまでゴーヤの炒め物です)。
- 本式では、豆腐を入れます。冷蔵庫の在庫にあれば加えて下さい。なければ割愛しても可。
- 焼き肉のたれが思いのほか甘めに感じられます。辛口のものの方がお勧めです。
- ゴーヤの苦味は程良いアクセントになって、とても美味です。