21世紀になってすぐの頃、「コレリ大尉のマンドリン」という映画がロードショーされました。
僕は観ていないのですが、第二次世界大戦の実話を基にした話で戦争の理不尽さを問う作品だったと記憶しています。
もうひとつ記憶していることは映画のタイトルを見た瞬間にしょうもないことを考えちゃったことです。
「もし、映画のタイトルが『コレリ大尉のウクレレ』だったらなんか格好が付かないかも……」なんて考えちゃったんですね。
ウクレレに罪はないのだけど、シリアスなシーンでボロンポロン奏でられる能天気なウクレレの音色。
涙腺崩壊しかけた観客の腹筋を崩壊させるには十分な兵器だと思います。
当のウクレレにとっては不本意極まりないことだと思うのですが、モノには持って生まれたイメージ(固定観念)というものがあるよなぁと思ってしまいます。
この料理もオリジナルはピーナッツを使っていて、そのジャンクさを理由にお弁当に採用しようと決めました(そういう企画を考えていたんですね)。
ところがダイソーにはバタピーしか売っていなかったので、急遽胡桃に変更。
するとなんかちょっとオシャレで高級なおつまみになった気がするから不思議です。
これがアーモンドだとまた違うんだろうな。
【材料】(2人分)
-調理時間:10分-
- きゅうり:1本
- ピーマン:1個
- クルミ:数粒
- ごま油:適宜
[浸けダレパート]
- だし汁:35g(大匙2+小さじ1)
- 味噌:18g(大匙1)
- 濃口醤油:6g(小匙1)
- 砂糖:9g(大匙1)
【作り方】
- [つけダレパート]を小鍋に合わせてひと煮立ちさせます。火を止めて粗熱を取ります。
- 1.をやっている間にきゅうりは5mm厚程度の半月切りにします。ピーマンは細切りにします。フライパンに胡麻油を入れて中火にかけきゅうり、ピーマンを加えて1分ほど炒めます。
- クルミは粗いみじん切りにします。
- 粗熱を取った1.と2.3.をビニール袋に合わせて口をし、冷蔵庫で漬け込みます。1時間程度から食べられます。
【一口メモ】
- 味噌に胡瓜という合わないはずのないコンビに胡桃の香ばしさが良いアクセントになっています。肴にぴったりですが、お弁当の副菜としてもオススメですよ。
- ナッツはアーモンドやピーナッツなどいろいろ変えてみると風味が変わって楽しいです。あるいはミックスナッツを粗く刻んで投入するのもありですね。
- 調味料は据え置きで季節の野菜にチェンジしてもOk。冬場なら蕪や大根がオススメです。
- 更に野菜を果物にチェンジしても面白いですよ。柿やリンゴなどシャクシャクとした食感のあるものがオススメです。