駅の立ち食いそば屋ののれんをくぐって壁の品書きを見たら……そばうどん以上。ってなってたらどうでしょう。
僕だったらそのままそっとバックして店を出ちゃうかな^^;
麺類に何か他の料理を載せてみようと考えついたのはどんな人だったのでしょう。
たぶん、商売をされていた方なのでしょけど、なかなか洒落っ気と勇気のある方だったように思います。
きつね、たぬき、月見などなど今では定番になったメニューに落ち着くまでにはもっといろいろなメニューがあって現れては消え、現れては消えしたんじゃないかなと想像するとなかなか楽しいです。
そんな淘汰されたメニューの中にはこんな麺料理もあったかもしれません。
って、この棒々鶏そばはどこぞのラーメン屋のメニューに今もあるそうですが。
【材料】(2人分)
-調理時間:10分-
- 袋入りラーメン(味噌味):1袋
- 鶏むね肉:50~70g
- 刻みネギ:少々
- 水:100g(カップ1/2)
- 酢:5g(小匙1)
- 七味唐辛子:少々
【作り方】
- 水100gを沸かして沸騰したら鶏肉を入れ弱火で3分茹でます。火を止めて更に5分放置します。鶏肉を取り出してラーメンに添付された粉末スープの半分と酢を加えます。これに氷を2、3個加えて急冷します。
- 1.が仕上がる時間に合わせてラーメンを茹でます(茹でるお湯は分量外)。待っている間に鶏肉を薄くスライスします。
- 2.の麺を流水で〆ます。これをざるに揚げて水気を切り皿に盛りつけ、1.のスープを回しがけます。2.の鶏肉をトッピングして刻みネギを散らし、七味唐辛子を振ればできあがり。
【一口メモ】
- 酸味の効いたスープにピリッと辛い七味がよく合います。鶏肉のボリューム感とあいまってなかなか豪華な麺料理に仕上がりますよ。
- 胸肉は短時間茹でたら火を止めて芯までじんわり火を通すのがコツです。こうすると肉の食感がしっとりと仕上がるのです。
- ラーメンの味は味噌がおすすめですが醤油や塩もまた違った風味で楽しいです。
- 余裕があれば鶏肉はスライスせず、細かく裂いてください。味の染み具合が格段に良くなります。