もんじゃ焼きは江戸末期、鉄板の上で水に溶いた粉で文字を書いて遊んだことから文字(もんじ)焼きと呼ばれそれが訛ってもんじゃ焼きになったと言われています。
神戸名物のそば焼き飯は、お好み焼き屋で焼きそばを注文した客が自分の弁当のご飯をちゃっかり鉄板で温めてもらっていて、「どうせならご飯と焼きそばを混ぜてよ」と言ったことから生まれたと言われています。
本来はそのまま食べていた料理を焼いてみるという発想は比較的オーソドックスなアレンジなのかもしれませんね。
今や国民食の1つとして確固たる地位を築き上げたTKG「卵かけご飯」ですが、「これ焼いたらどんな味がするだろう」と誰かが思いつき、チャレンジしてみてこの料理が生まれたのだと思います。
【材料】(1人分)
-調理時間:5分-
- ご飯:1膳分
- 卵:1個
- 卵かけご飯のタレ又はめんつゆ:通常卵かけご飯で使う量
- 刻みネギ:少々
- サラダ油:少々
【作り方】
- フライパンにサラダ油を入れて中火にかけておきます。
- 1.をやっている間にお茶碗にサラダ油以外の材料を合わせて卵かけご飯を作ります。
- 2.を1.のフライパンに薄く広げるように敷き蓋をして1分半蒸し焼きにします。フライ返しでひっくり返し更に1分半蒸し焼きにすればできあがり。
【一口メモ】
- 卵にしっかり火が通るので卵かけご飯とは別の風味です。醤油系の焼き飯に近いかな。更にカリカリに焼けたご飯の食感も楽しいですよ。
- ポイントは先にフライパンをよく温めておくこと。ご飯を入れた時に一気に焼けてカリカリになりますし、剥がし易くもなります。
- 呼び名は「焼き卵かけご飯」と呼ばれることもあるようです。ニラレバ炒めとレバニラ炒めみたいなものかしらん。
- このレシピはプレーンですがお好みの具材を加えてみましょう。およそお好み焼きで使われる具材(キャベツ、豚肉、シーフード、キムチ、納豆など)ならなんでも合います。