焼肉のタレのルーツはどうやら北海道にあるようです。
1956年に札幌で発売された「成吉思汗のタレ」が元祖だとか。
あ、なるほど言われてみると焼き肉よりそっちが先かって気になります。
その後、エバラが焼肉のタレを発売したのは1968年(僕は4歳でした)。
当時はお肉屋さんのショーケースに並べて売られるスタイルが主流だったらしい。
ま、スーパーマーケットがまだまだ発展途上だったのでそうなるか。
家でお店の味が楽しめるということでお肉の拡販にも貢献したとか。
けど、つねづね思うことなのですが焼肉のタレって美味しすぎるんですよね。
お肉が牛であれ豚であれ、どの部位であれ同じ味に感じてしまう(けど、美味しいからずるい)。
なので本当に美味しい肉を楽しむ際には使っちゃいけない気がしています。
けど、この料理みたいなアレンジ料理を作るのにはもってこい。手軽にちょっとリッチな丼が作れちゃうのです。
【材料】(1人分)
-調理時間:10分-
- ご飯:1膳分
- 豚バラスライス:70g(3枚くらい)
- 大根:2cm分
- 焼肉のたれ:適宜
- サラダ油:少々
- 刻みネギ:5cm分
- (あれば)紅生姜:少々
【作り方】
- 大根は皮を向いて7mm角程度の拍子木に切ります。豚バラスライスは1cm幅の小口切りにします。
- フライパンにサラダ油と焼肉のタレ少々を加えて中火にかけ豚バラスライスを加えて焼きます。肉の色が変わってきたら焼肉のタレを追い足して絡めるように炒めます。水気が半分くらいになったら火を止めます。 ※最初に焼肉のタレ少々を入れておくと肉がフライパンにくっつくのを防ぎます。タレの量はご飯の味付けにも使う分、心持ち多めにします。
- ご飯を丼によそい大根と2.をタレごと加えてよく混ぜます。上から刻みネギと紅生姜をトッピングすればできあがり。
【一口メモ】
- 食べる前から約束された安定の焼き肉味。美味しいに決まっています。お肉の量が中途半端に少なく焼き肉にするには寂しすぎる時にオススメですよ。
- 大根、刻みネギ、紅生姜が名脇役。口の中をさっぱりリセットしてくれていくらでも食べられそうな気がします。
- お肉は豚バラに限らず焼き肉に使うものであればなんでもあり。ホルモンなんかを使っても美味しいですよ。