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その他ご飯もの

海鮮塩天津飯

間の悪い日というのはあるものです。

出先で自転車がパンクする。

思わぬ通り雨でびしょぬれになる。

そして──目当てのお店が「臨時休業」──なんてね。

その日はそういう日だったのでしょう。

去年、仕事をリタイアしてからひとつ習慣を増やしました。

月に一度、銭湯に行く。

自転車で15分くらいのところにある格安スーパー銭湯を見つけて嬉々として通っていたのですが経営難で3月末を以て閉店しますとの告知。

「残念だけれど是非もなし」と頭を切り替えてネットで新しい行きつけの銭湯を探しました。

で、行き当たったのは尼崎港方面にある天然温泉。

入湯料470円(税込み)。

自転車だと30分くらいかかるけどなかなか良さげじゃん。

とまれお試しに行ってみましょうと3月のとある火曜日に出かけました。

せっかくなのでその近くでランチが食べられそうな店を2、3見繕っておくあたり我ながら抜かりなし。

30分のサイクリングの果てに無事目当ての銭湯に到着。

付属の駐輪場を見ると他に自転車の影もなし。

さすが平日!

これは天然温泉貸し切りか。

喜び勇んで建物の正面に回ったら……

『《臨時休業のお知らせ》施設メンテナンスのため今週いっぱいはお休みです』──間の悪い日というのはあるものです。

仕方がないのでバックして尼崎商店街でお買い物。

それから見繕っておいたお店に回り込んでランチを戴きましょうと……

思ったのですが……、……

店の前にでっかいカレンダーがかかっていてその日から6日間「休」の字がマジックで書かれておりました。

飲食店なんてそうそう長い休みを取るものでもなし。

もしかして年に一度の長期休業の初日に来てしまった?!

──間の悪い日というのはあるものです(パート2)。

負けるものかと尼崎商店街に取って返して第二候補の店へ……

『誠に勝手ながらお昼の営業をしばらくの間、お休みさせていただきます』という貼り紙が目に飛び込んできた。

──間の悪い日というのはあるものです(パート3)。

わりと諦めは良い方なのでその日は別のいきつけの店でランチして帰宅しました。

けれど──実は諦めが悪い方なので1週間後、件の温泉に再訪。

良いお湯でした。

更に6連休を取っていたお店にも立ち寄って念願のランチを戴きました。

頂いたのは日替わり定食。

その日の献立は「天津飯と唐揚げのセット」でした。

天津飯というと醤油系の甘辛い餡がかかったご飯をイメージしますがこの店のはちょっと違いました。

甘くない──そしてどちらかいうと塩系の味付け。

めちゃ旨し。

生まれて初めての塩天津飯に感動したので後日、店の味を思い出しながらこんなレシピを組み立ててみました。

【材料】(1人分) 

調理時間:25分-

  • ご飯:1膳分
  • 卵:1個
  • むき海老:数尾またはシーフードミックス適宜
  • サラダ油:4g(小匙1)
  • エリンギ(大):半本
  • 干し木耳:1枚
  • 人参:3cm

[むき海老の下味パート]

  • 塩:1g(小匙1/6)
  • 酒:10g(小匙2)

[仕上げパート]

  • ごま油:4g(小匙1)

[餡パート]

  • 水:250g(250ml)
  • 酒:15g(大匙1)
  • 中華スープの素:4g
  • 塩:1g(小匙1/6)
  • ホワイトペッパー:少々
  • 水溶き片栗粉:12g(大匙1+小匙1)分

【作り方】

  1. 干し木耳は[餡パート]の水で戻して細切りにします。むき海老またはシーフードミックスに[むき海老の下味パート]を振りかけて良くまぶします。エリンギ、人参は細切りにします。
  2. 中華鍋かフライパンにサラダ油を入れて中火にかけます。煙が立つくらいに温まったらむき海老またはシーフードミックスを加えて手早く炒めます。
  3. 小鍋に[餡パート]の水溶き片栗粉以外を合わせてむき海老、エリンギ、人参、木耳を加えます。これを強火にかけて1分煮ます。蓋を取ってごく弱火にし10分煮ます。
  4. 3.に再度蓋をして中火にし、ひと煮立ちさせてから水溶き片栗粉を2、3回に分けて加えてとろみを付けます。
  5. 卵を卵黄と卵白に分け卵白を泡立て器で1分泡立て軽いメレンゲ状にします。これに卵黄を加えてさっと温めます。フライパンにサラダ油少々(分量外)を入れて中火にかけます。これに卵液を流し込んで蓋をし弱火の中火で1分蒸し焼きにします。
  6. ご飯を深皿に盛り5.を載せて3.をたっぷり回しがけます。仕上げに[仕上げパート]を振りかければできあがり。

【一口メモ】

  • 甘辛い天津飯を期待しているとあれって思うかも。砂糖を抜いているので甘みはなくその分すっきりした味わいです。醤油系ではなく塩系というのもなんだか新鮮な感じ。
  • 上に載せた薄焼き卵は卵白をメレンゲ仕立てにしたスフレオムレツのスタイルにしています。食感がふかふかで楽しいですよ。それだけでなく大きく膨らむので卵1個で十分ご飯を覆えるのです。
  • 餡はエリンギで出汁を挽いています。エリンギの旨味強度は昆布の22倍とも言われております。ただ、抽出できる温度が70度から80度とシビアなのでちょっとした調理のコツが必要です。[作り方]を良く読んでトライしてください。
  • 冷蔵庫にむき海老が残っていたので具材に加えています。天津飯を豪華にするコツはほんのちょっとで構わないのであり合わせの具材になりそうなアイテムをたくさん加えること。ちょっと袋入りラーメンと似ているかも。あれも麺を茹でてそのまま食べるよりいろいろ載っている方が豪華ですよね。

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