立ち食い蕎麦、立ち食いうどんと聞くと昭和生まれの僕なんかは駅の構内にプレハブ的なスペースがあってサラリーマンが背中を
丸めてすすっているイメージがあります。
けど、イマドキのうどん屋はもっと進化しているらしい。 過日、縁あって「はなまるうどん」というお店に立ち寄ったのですがファミレスばりの広くてきれいな店内に驚かされました。
お客も哀愁漂うサラリーマンばかりではなくパリッとしたスーツを着込んだOL風のお姉さんが1人で麺をたぐっている。
うーん、21世紀だなぁ(何が?)
メニューも豊富で、もはや「早い」、「安い」だけがウリの店とは別物。
立ち食いうどん屋のメニューといえば、かけ、わかめ、きつね、月見くらいしか思い浮かばない僕からすれば別世界でした。
それに後載せのトッピングが選べるのが良いですね。
同じファストフードでもハンバーガーなんかにはない発想で麺料理ならではだなぁと思いました。
そんな中で目を惹いたのが冬季限定と書かれたこのうどんでした。
あまりに美味しそうなので家で作ってみた次第。って、食べて帰ってこいよ^^;
【材料】(1人分)
-調理時間:15分-
- うどん(乾麺):1玉
- 卵:1個
- 生姜:ビー玉くらいのサイズ
- 刻みネギ:適宜
- 水溶き片栗粉:9g分
[つゆパート]
- いりこだし:300ml
- めんつゆまたは蕎麦の返し:出汁300ml分
【作り方】
- うどんを茹でるお湯(分量外)を沸かします。パッケージに記載された時間麺を茹でます。
- 1.と並行して[つゆパート]を小鍋に入れてひと煮立ちさせます。水溶き片栗粉を加えてとろみを付けます。うどんの茹で上がり1分前になったらよく溶いた卵を加えて火を通します。
- 1.、2.をやっている間に生姜をすりおろしておきます。
- 茹で上がったうどんをザルに揚げて冷水で〆ます。これを丼に入れ2.を注ぎます。おろし生姜と刻みネギをトッピングすればできあがり。
【一口メモ】
- シンプルだけど美味しい。そしてあんかけと生姜の効果でぽかぽか体の芯から温まるのが嬉しいです。卵1個分の栄養も摂れるので意外と贅沢な1杯かも。
- このレシピの段取りポイントはうどんの茹で上がりまでに全ての準備を済ませること。うどんは茹で時間が長めなのでわりとゆったり支度できます。
- めんつゆはちょっと甘めがオススメかな。あと、本場香川県では出汁はいりこで挽くのが主流なので、できればかつおだしではなくいりこだしを使いましょう。
- 麺は生ではなく乾麺のほうがのびにくいのでオススメです。