家に常備している缶詰はありますか?──というアンケートがあったならさしずめ「ツナ缶」と「トマト缶」がトップ争いをするんじゃないでしょうか。
ツナ缶は1903年にアメリカで誕生したそうで、発売と同時に大人気になったとか。
1903年といえば日露戦争開戦の前年。
ずいぶん歴史があるんですね。
日本で初めて作られたのは1929年。
ビンナガマグロやキハダマグロの水揚げ量が豊富過ぎてなんとか廃棄せずに使う方法はないかと模索していたのがきっかけだったとか。
今なら回転寿司屋でバク安キャンペーンの寿司ネタにされてそうですが。
とまれ、今更言うまでもなくツナ缶はとても便利なお料理アイテムです。
パスタソースの具材にもなりますし、サラダのボリュームアップに活躍。
ご飯との相性もバッチリなのでマヨネーズと和えれば最強のおにぎり具材になります。
冷蔵庫にお肉が乏しいときも野菜とコラボさせれば和洋中にエスニック、いかような主菜にもなりうるのですよ。
【材料】(2人分)
-調理時間:5分-
- 茄子:2本
- ツナ:1缶
- にんにく:ひとかけ
- 鷹の爪:半本
- (あれば)パクチー:数枚
- 揚げ油:48g(大匙4)
[調味料パート]
- ナンプラー:18g(大匙1)
- スイートチリソース:30g(大匙2)
- レモン果汁:10g(小匙2)
- 刻みネギ:少々
【作り方】
- 揚げ油をフライパンに入れて強火にかけ2分ほど温めます。待っている間に茄子はがくを取って櫛形に切ります。油が温まったら茄子を投入し2分揚げ焼きにします。
- 1.をやっている間ににんにくはみじん切りにして電子レンジの500ワットで30秒チンしておきます。鷹の爪は小口切りにします。ボウルに[調味料パート]、にんにく、鷹の爪、を合わせてよく混ぜておきます。
- 1.が揚がったら2.のボウルに入れて大きめのスプーンなどでよく和えます。これにツナを加えてざっくり混ぜればできあがり。パクチーの手持ちがあればトッピングします。
【一口メモ】
- ピリッと辛くて甘いお惣菜。焦がしたにんにくにナンプラーの香りがアジアンテイストを演出してくれます。
- 茄子だけではちょっとボリュームが寂しかったのでツナをプラス。ほんとツナ缶って便利だなぁ。
- 辛いのが苦手な方は鷹の爪を抜いて下さい。
- [調味料パート]に砂糖3g(小匙1)を加えるとベトナム風の味付けになります。