かつて、園山俊二さん原作のアニメで『はじめ人間ギャートルズ』というのがありました。
原作は単に『ギャートルズ』というタイトルなのですが、連載開始は意外に古く昭和40年、東京オリンピックの翌年だったりします。
内容は架空の原始時代(なにげに風俗が現代と似ている)で繰り広げられるギャグ漫画です。
このアニメを見て憧れた人も多いんじゃないかと思うのは……
『マンモスの肉』
俗にギャートルズ肉とも言われ骨つきなのですが齧るとびよーんと伸びて、それはそれは美味しそうなのです。
この肉を再現した商品まであるそうですから根強いファンが多くいるのでしょうね。
で、現実のお肉でこれに近い部位はというと自分がすぐ思い付くのは骨つきの鶏もも肉です。
骨のところを持って豪快にかじり付く感じはかなり「リアル・ギャートルズ体験」できているような気がするのです。
少しさっぱり目の味付けにしたくて、塩にレモンというチョイスをしてみました。
【材料】(1人分)
-調理時間:40分-
- 骨つきもも:1本
- (あれば)セロリの葉:2、3枚
[下味パート]
- 塩麹:12g(小匙2)
- レモン果汁:5g(小匙1)
- 蜂蜜:11g(大匙1/2)
- 荒挽き胡椒:適宜
- おろしにんにく:ひとかけ分
- おろし生姜:ひとかけ分
【作り方】
- [下味パート]を合わせてよく混ぜ、骨つきももに塗します。あれば、セロリの葉を広げて肉の表面を覆うように貼り付けます。この状態で30分おきます。
- 1.のセロリの葉を外して、オーブンか魚焼きのグリルでこんがり焼けばできあがり。どちらもなければフライパンで焼くのもOKです。
【一口メモ】
- まさに痛快丸かじり!! ビールが飲みたくなること請け合いです。
- レモンチキンは一般的に醤油と酒で照り焼き風に味付けするのですが、これに限っては塩がお薦めです。
- 全然、レモンチキンと関係のない話題ですが、『痛快丸かじり』とは明治製菓のチョコバーのキャッチフレーズです。CMに出演していたのは石坂浩二さん。昭和40年代前半でしたからむちゃくちゃ若かったですね。